AI特化企業の将来の革新性を示す指標は、ディープテク分野における人材の質の高さであることが証明された

Zeki データは、科学や工学の分野で高い能力を持つ優秀なAI人材を特定・追跡することで、新たな投資機会やリスクを見出す方法を示しています

ロンドン, 2024年6月21日 /PRNewswire/ -- 英国に拠点を置くデータ企業の Zekiは、最も正確なディープテク分野の人的資本インテリジェンスデータセットを保有し、初の AI企業レポートを本日公表します。

【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202406212547-O1-k3fK123e】

Zekiの分析は、AI科学および工学の最先端領域で活躍する、94カ国にわたる4万社以上の企業に勤める16万人の個人データから構成された自社のAI専用データセットに基づいています。このデータセットは10年間(2014年～2024年)にわたって収集されたものとなります。

企業の中核をなす知的人的資本の革新的ポテンシャルを計測する能力は、上場企業と非上場企業のディープテク企業双方について、新たな投資機会やリスクを見出す方法を示しています。また、組織では Zeki データを活用し、人材獲得プロセスや革新的なパイプラインの最適化を図ることが可能です。

無料レポート の主な調査結果は以下の通りです:

•  トップ人材がより多くの知的財産を生み出す - Zekiの分析により、革新的な人材の採用と知的財産(IP)の創出との間に直接的な関係があることが示されています。

•  AIウォッシング(見せかけのAI)が蔓延している - Zekiの分析では、資金調達が十分にあるにもかかわらず、AI革新を実現する上で必要な人的資本が不足している企業が特定されています。一方で、革新的な人材を有しながら資金が限られている企業も明らかにされています。

•  著名なアメリカのAI企業から、トップレベルの人材が退社する一方で、アメリカのAI業界の人材採用がピークに達した - Zekiのレポートで取り上げられた企業は、創業当初からトップクラスの人材の確保に苦労しており、革新実績に劣る人材の採用を余儀なくされています。Zekiの分析によると、ビッグ5企業によるトップAI人材の大量採用が、10年の頂点に達しつつあると予想されています。大量採用と高い離職率のモデルが、採算性と業務遂行上の適合性を失いつつあるためだと考えられます。