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NABR、オナガザルの現状を再評価するというIUCNの決定を称賛

共同通信PRワイヤー / 2024年6月26日 10時17分

NABR、オナガザルの現状を再評価するというIUCNの決定を称賛

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406262718-O1-VA328T2f


科学に基づいたアプローチによって、種が本当に「絶滅危惧種」であるかどうかを判断する


ワシントン, 2024年6月26日 /PRNewswire/ -- 全米生物医学研究協会(NABR)は、オナガザル(カニクイザル)の「絶滅危惧種」指定を再評価するという国際自然保護連合(IUCN)の決定を支持しています。


「NABRは、IUCNがオナガザルを『絶滅危惧種』に指定したことを再評価することを歓迎します。」とNABRのMatthew R. Bailey会長は述べています。「2022年にオナガザルを『絶滅危惧種』に格上げしたIUCNの決定は、科学的情報に基づいておらず、正当化されていませんでした。NABRは、そのプロセスの科学的整合性を保証するために、IUCNと協力することを楽しみにしています。」


2023年、NABRは技術レビューチームを招集して、IUCNの指定根拠をレビューしました。12023年9月、NABRはIUCNに正式な請願書を提出し、2024年2月には対象を拡大した請願書を提出しました。対象を拡大した請願書は、IUCNがこの種の状態について科学に基づいた新たな評価を行うよう要請しました。


この拡大したNABRの請願書は、IUCNがオナガザルの地位を格上げする決定の根拠として使用した2022年のHansen氏らによるレビューが、既存のデータを誤って表現していることを示しています。2


Hank Jenkins博士が提出した別の請願書では、Hansenら(2022年)のレビュー著者は利益相反を有しており、IUCNによる更なる調査が必要であると主張しています。この請願書は現在もIUCNで審議中です。


IUCNには立法や規制の権限はありませんが、その「レッドリスト」は種に関する政策決定に影響を与える可能性があります。IUCNがオナガザルの「絶滅危惧種」指定を再評価する決定を下したことは、この種が生物医学研究に広く利用されていることから重要です。


最も使用されている処方薬25種類のうち6種類は、オナガザルの助けを借りて開発されました3。また、オナガザルを用いた研究は、再生医療4、免疫学5、がん6、ワクチン開発7、薬理学8における進歩にとっても極めて重要です。


IUCNの最終裁定はhttps://bit.ly/IUCNRulingLTMsで閲覧できます。

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