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米田悦啓、国際ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム機構理事長に就任

共同通信PRワイヤー / 2024年6月26日 10時21分

米田悦啓、国際ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム機構理事長に就任

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ストラスブール(フランス), 2024年6月26日 /PRNewswire/ --  国際ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム推進機構(HFSPO)は、世界的に評価の高い日本人細胞生物学者、米田悦啓氏が同機構の理事長に就任すると発表しました。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406262724-O1-0MDEvUbB


HFSPO事務局長を務めるパヴェル・カバト教授は、「米田氏を理事長としてお迎えできることを大変嬉しく思います。同氏は細胞生物学の草分けであり、科学界を代表する研究者であり、主要な研究機関に多大な良い影響を与えてきました」と語りました。 


米田氏は、2018年から2024年まで務めた長田重一理事長の後任として、HFSPO設立以来35年の間で7人目の会長となります。


パヴェル・カバト教授は、「長年にわたる長田理事長のHFSPOへの貢献と献身的に対し、深い感謝の意を表したいと思います。同氏の知恵と知見はかけがえのないものでした。」


1987年にG7によって設立されたHFSPOは、研究助成金や奨学金を通じて、生化学における先駆的かつ学際的な研究を支援しており、加盟国16ヶ国に加えて欧州委員会も出資しています。HFSPの研究提案は専門家同士の相互評価によって評価が行われ、最も大胆で画期的な研究(すべて国際的な協力が必要)のみが支援を受けます。HFSPはこれまでに、世界各国8,500人名以上の科学者を含む4,500以上の賞を授与してきました。プログラム発足当初から、29名のHFSP受賞者がノーベル賞を受賞しています


日本政府、文部科学省(MEXT)、経済産業省(METI)からの推薦を受けた米田氏は、今年6月にワシントンD.C.で開催されたHFSPO理事会で満場一致で承認されました。 


同氏は、大阪大学名誉教授、一般財団法人阪大微生物病研究会(BIKEN)理事長を歴任しています。また、2015年から2022年までは国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所を率いたほか、「栄養と身体活動に関するWHO協力センター」の所長も務めました。 


米田氏には、HFSPOと長年培った絆があります。1998年と2001年の2回にわたってHFSP研究助成金を獲得しており、これが核・細胞質間輸送の分子機序に関する重要な発見につながりました。

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