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2024年IGU世界LNG報告書によると、価格低下にもかかわらず、供給制約の中、成長する世界LNG市場はタイトな状態を維持

共同通信PRワイヤー / 2024年6月28日 9時55分

2024年IGU世界LNG報告書によると、価格低下にもかかわらず、供給制約の中、成長する世界LNG市場はタイトな状態を維持

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406272864-O3-2Vc3g9Md


ロンドン、, 2024年6月27日 /PRNewswire/ -- 本日発表されたIGUの第15回世界LNG報告書によると、世界のLNG貿易量は2023年に2.1%増加し、4億100万トン(MT)を突破しました。この世界市場は現在、20の輸出市場と51の輸入市場を結んでいますが、現在のところ、供給が主な成長制限要因となっています。LNG市場は、2年間にわたる激しい乱流の後、目先の供給不足を考慮し、新たに発見された、しかし脆弱な均衡を保っています。


 


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LNGは、柔軟性があり、高効率で信頼性の高い資源として、その役割は拡大し続けており、世界のエネルギーミックスの重要な構成要素となっています。そのため、LNGバリューチェーンの脱炭素化は、業界の多くのステークホルダーにとって優先事項となっています。提案されているいくつかのプロジェクトは、再生可能電力、炭素回収・貯留、e-メタン開発のための提携、バイオLNG、液化バイオメタン(埋立地、農業廃棄物、その他の原料から排出されるはずだったバイオガスを回収・改良して製造)の栽培を統合することにより、このニーズに応える革新的な排出削減対策に取り組んでいます。


LNG受入能力の増加は、過去24ヶ月間の市場発展を形成しており、2024年2月末には1,029.9 MTPAという驚異的な数字に達し、2023年には70 MTPA近くが追加され、2010年以来最高の新規追加年となりました。ヨーロッパが30 MTPAと最も多く、次いでアジアが26.9 MTPA、アジア太平洋が13 MTPAとなりました。フィリピンとベトナムは2023年に初めてLNG輸入国に加わりました。


インドネシアのTangguh LNGの3.8 MTPA増設は前年比0.8%増にとどまり、供給は依然として制約を受けています。しかし、世界の液化能力は、特に石炭からガスへの転換が重要な脱炭素化と大気質改善戦略である成長中のアジア市場において、新規のFIDと現在建設中のプロジェクトが需要増を支えるために立ち上がることにより、2030年までに700MTPA以上に増加する可能性が高いです。

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