深セン－中山通道が開通し、前海が開放拡大の新たな原動力を得る

香港中文大学深セン校の教授であり、Institute for International Affairsの元所長である Zheng Yongnian氏によると、前海は制度改革の追求、改革開放の先駆け、深センと香港の統合と協力の促進といった国家戦略の中の特別な使命を担っています。

今年は、Outline Development Plan for the Guangdong-Hong Kong-Macao Greater Bay Area（広東・香港・マカオ大湾区の開発概要計画）が発表されて5周年にあたります。この5年間、GBAは物理的・制度的な連結性を継続的に強化し、科学技術イノベーション産業の発展を加速し、起業の精神があふれる若い才能を集めてきました。中国は、この地域を世界クラスの都市クラスター、世界的なテクノロジーとイノベーションの中心地、住みやすくビジネスに適した場所に発展させることを目指しています。いま、高度化された交通ネットワークの力を得て、前海はGBAの一体化を促進し、経済、金融、物流、法務サービスなどのさまざまな側面から、GBAを世界クラスのプラットフォームへと築き上げる支援をしていきます。

この接続道によってGBA都市間の人的交流とリソースの流れがさらに活発になることに伴い、交通拠点であると同時に質の高い開発の中心地でもある前海は、歴史的なチャンスをつかみ、より多くのグローバルリソースを呼び込み、的を絞った行動をとる態勢が整っています。この大規模な交通プロジェクトの開通と運営により、前海は開放をさらに拡大する新たな原動力を得ることでしょう。

ソース：Authority of Qianhai Shenzhen-Hong Kong Modern Service Industry Cooperation Zone

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