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ムーディーズとMSCIが戦略的パートナーシップを提携

共同通信PRワイヤー / 2024年7月2日 15時10分

透明性向上とデータに基づくリスク・ソリューションの提供を目指す


2024年7月2日-東京-MSCI Inc.(NYSE: MSCI、以下「MSCI」)とMoody’s Corporation(NYSE: MCO、以下「ムーディーズ」)は本日、両社の強みを生かして市場におけるESGと持続可能性の透明性を確保し、より良い意思決定を促進するための、革新的な戦略的パートナーシップ契約を締結いたしました。


これによりムーディーズは、世界最大級のアセット・マネージャーやアセット・オーナーに利用されているMSCIの持続可能性に関するデータやモデルを活用したサービスを活用できるようになります。先週締結した本契約には、MSCIが有する、財務に影響を及ぼすESGのリスクと機会に関する企業の管理状況を測定する業界有数のESG格付けや関連コンテンツが含まれます。MSCIのデータへのアクセスにより、ムーディーズは今後、経時的に既存のESGデータやスコアを統合し、様々なソリューションを通じて銀行、保険、法人セクターの顧客にMSCIの持続可能性に関するコンテンツを提供していく方針です。


一方MSCIは、ムーディーズが誇る5億以上の企業や組織の情報を保有する世界最大級のデータベース「Orbis」にアクセスできるようになり、非上場企業へのESGカバレッジ拡大が可能になります。さらに両社は、プライベートクレジット市場に関する優れた洞察の構築に向け、ムーディーズの非上場企業データと信用スコアリング・モデルを活用したソリューションの開発を行っていきます。


ムーディーズの社長兼最高経営責任者であるロブ・ファウバーは次のように述べています。「世界中の投資コミュニティ向けソリューションのトップ企業であり、ESGと持続可能性の分野の先駆者であるMSCIとパートナーシップを締結できたことを大変うれしく思います。今回の提携によって、ムーディーズのお客様は高い評価を得ているMSCIのESGコンテンツを利用できるようになり、MSCIのお客様はムーディーズのリスク評価に関する世界トップレベルの専門知識やデータ、そして洞察にアクセスできるようになります。これはまさにWIN-WINの関係です」


MSCIの会長兼最高経営責任者であるヘンリー・フェルナンデスは次のように述べています。「今回の提携を通じて、ムーディーズが世界中に擁する膨大な数のお客様に、MSCIが有するESGや持続可能性に関するデータを提供できることを大変喜ばしく思っております。持続可能性はこれまでも世界の投資環境を再形成する最も重要なトレンドの一つでしたが、もう一つの大きなトレンドはプライベート資産へのシフトです。このパートナーシップによってMSCIは、非上場企業のESGカバレッジを拡大し、あらゆる顧客区分や資産クラスのお客様により優れたソリューションを提供できるようになります」

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