コペンハーゲン、新たなグリーンエクスペリエンスエコノミーの取り組みとなる「CopenPay」を発表

コペンハーゲン（デンマーク）, 2024年7月8日 /PRNewswire/ -- 観光客に対してより持続可能な行動を促すため、ワンダフル・コペンハーゲン（Wonderful Copenhagen）は新たな取り組みを開始します。それは、気候に優しい行動でコペンハーゲンの様々な観光名所の料金を支払うことができるというものです。

【動画：https://www.youtube.com/watch?v=MAkWUBfn26k】

観光客の意識に変化を与え、環境に配慮した選択を促す必要があります。データによれば、82%が持続可能な行動をしたいと考えているものの、実際に行動を変えたのは22%に過ぎないことが示されています。[1]

このため、コペンハーゲンの公式観光機関は、新たな取り組み「CopenPay」を導入します。これは、環境に配慮した行動を文化体験のための通貨に変える革新的な取り組みです。コペンハーゲンの目標は、訪問者に意識的な環境配慮行動を促し、持続可能な行動をしたいという願望と実際の行動との間に存在する大きなギャップを埋めることです。

CopenPayは、サイクリング、清掃活動への参加、都市農園でのボランティア活動などの行動に対して、コペンハーゲンの様々な豊かな体験や日常の驚きを提供します。これには、無料のガイド付き博物館ツアー、無料のカヤックレンタル、さらには地元で収穫された作物を使った無料のベジタリアンランチも含まれます。

「旅行を持続可能にすることは、私たちの重要な使命です。そして、訪問者の持続可能な行動への願望と実際の行動との大きなギャップを埋めることができたときにのみ、私たちは成功するでしょう。簡単に聞こえるかもしれませんが、実際にはそうではありません。私たちは訪問者に意識的な環境配慮の選択をしてもらい、その結果として訪問中にさらに素晴らしい体験を得てもらいたいと考えています。したがって、CopenPayを通じて、観光客の持続可能な行動にインセンティブを与えると同時に、観光地での文化的体験を豊かにすることを目指しています。これは実験的かつ小さな一歩ですが、旅行者の間に新しい考え方を育むためのものであり、旅行をより持続可能にするために私たちが行っている多くの取り組みの1つです。」と、ワンダフル・コペンハーゲンのCEOであるMikkel Aarø-Hansen氏は述べています。