「TiMELESS®」が日本最大級のコーヒー専門通販「PostCoffee」の定期便向けパッケージに採用

環境に優しい包装材でコーヒー豆の鮮度を保持

2024年7月11日

長瀬産業株式会社

「TiMELESS®」が日本最大級のコーヒー専門通販「PostCoffee」の定期便向けパッケージに採用 環境に優しい包装材でコーヒー豆の鮮度を保持

　長瀬産業株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：上島　宏之、以下「長瀬産業」）がコーヒー向け包装用途の総代理店として展開するガスコントロール技術「TiMELESS®（タイムレス）」（※１）が、POST COFFEE株式会社（以下「POST COFFEE」）のコーヒー豆袋に採用されました。同社は日本最大級のコーヒー専門通販「PostCoffee」や、コーヒーのサブスクリプションサービス「PostCoffeeサブスクリプション」などを提供しています。

　従来、POST COFFEEのコーヒー豆袋には、コーヒー豆から排出される炭酸ガスを脱気させるためにプラスチック製のバルブが使用されていましたが、本技術を採用することで脱気のためのバルブが不要となり、環境に配慮しながらコーヒー豆の鮮度を保持することが可能となります。「TiMELESS®」はPOST COFFEEのサブスクリプション・定期便で販売されるすべてのコーヒー豆袋に採用され、2024年6月下旬配送分より展開しています。

　一般的に、コーヒー向けの包装材には、豆から排出される炭酸ガスを脱気し、袋の膨張・破裂を防ぐためにプラスチック製バルブが使われています。株式会社MIBが開発した脱気のための流路を形成する技術「TiMELESS®」は袋のシール部分に脱気のための流路を設け、袋内部のガスコントロールを行います。本技術を包装材に施すことで従来、袋に使用されていたバルブが不要になり、環境負荷を低減することができます。また、バルブが不要になることから、バルブ調達のための部品代や加工賃が削減され、結果として従来の豆袋よりコストダウンと、部品数削減による袋の納期短縮と安定供給に繋がるものです。環境負荷低減、コスト削減と安定供給が可能になる点がPOST COFFEEに評価され、本包装材の採用にいたりました。「TiMELESS®」は今後、コーヒー向け包装材以外にも青果物や冷食向けに展開する予定です。

　

　NAGASEグループは約190年の歴史の中で培ってきた幅広い産業分野でのネットワークを活かしたユニークな価値提供を通じて、世界中のお客様のものづくりの課題をマテリアル（素材）で解決してまいります。