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世界初!ガス発酵によるバイオものづくりの研究拠点の新設

共同通信PRワイヤー / 2024年7月17日 17時6分

世界初!ガス発酵によるバイオものづくりの研究拠点の新設

― 日揮ホールディングス株式会社 神戸医療産業都市に進出 ―


7月17日

企画調整局 医療産業都市部

都市局 新都市管理課


◆趣 旨◆

 このたび、日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO 佐藤雅之、本社:神奈川県横浜市)が、ポートアイランド(第2期)にバイオものづくりの研究拠点を新たに建設することが決定しましたのでお知らせします。当研究拠点では、世界でも類を見ない二酸化炭素(CO2)を原料とした水素酸化細菌※1によるバイオものづくりの研究開発を行うことが予定されています。

 バイオものづくりは、神戸大学やその関連企業を中心として、神戸医療産業都市内で盛んに研究が行われてきました。当研究拠点の建設により、バイオものづくり分野におけるインキュベーションやオープンイノベーションのさらなる促進が期待されます。

 今後も産官学の連携により、神戸を中心にバイオものづくり企業や人材、アカデミア等が集結するエコシステムを形成し、世界に向けてバイオものづくりの社会実装を推進していきます。


◆概 要◆

≪新施設の概要≫

・進 出 先:兵庫県神戸市中央区港島南町7丁目3番7

・事業内容:世界初のガス発酵によるバイオものづくり研究

・敷地面積:10,403.78平方メートル

・契約内容:土地売買契約

・施設内容:研究拠点


≪当研究拠点での事業内容≫

 神戸大学発のスタートアップ企業である株式会社バッカス・バイオイノベーションとともに、将来市場の拡大が見込まれるバイオものづくりに向けて、共同で微生物の開発・改良から生産プロセスの開発までをワンストップで手掛ける統合型バイオファウンドリ®事業を推進しています※2。日揮ホールディングス株式会社は本事業を通じて、これまで数十年かかっていた微生物の開発から商業化までの期間を1/10以下に短縮し、社会実装に向けた時間とコストを大幅に削減することを目指しています。

 当研究拠点においては、二酸化炭素(CO2)を原料としたバイオものづくりの社会実装を目指し、世界で初めての、ガス発酵による生産プロセス基盤を構築します。なお、当研究拠点の新設は、日揮ホールディングス株式会社と株式会社バッカス・バイオイノベーション、株式会社カネカ、株式会社島津製作所の4社が共同提案した「CO2からの微生物による直接ポリマー合成技術開発」プロジェクトの一環として行うものであり、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO)が公募した『グリーンイノベーション基金事業』として採択されています※3。

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