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DeepL、次世代大規模言語モデル(LLM)の実装を発表

共同通信PRワイヤー / 2024年7月18日 10時3分


DeepLの研究担当副社長であるステファン・メスケンは、「新しいLLMによる次世代言語モデルの市場投入は、我々の研究チームにとって重要なマイルストーンです。さらに本質的に重要なことは、お客様に提供できる品質の向上です。次世代言語モデルは、大量の文書を翻訳する企業の効率性と生産性を向上させ、チームメンバーがビジネス価値の高いタスクに集中できるようにします。"


2017年の創業以来、DeepLは、グローバルなビジネスの成長に不可欠な投資対象として最先端の翻訳および文章作成ソリューションを提供し、社内業務やカスタマーサポートなど、さまざまな領域におけるコミュニケーション課題への取り組みを通じて、世界中の企業に信頼される言語AIソリューションプロバイダーとなりました。汎用的なAIシステムとは異なり、DeepLが提供する最先端の翻訳および文章作成ソリューションは、言語に特化してチューニングされた特殊なAIモデルを活用しているため、さまざまなユースケースでより正確な翻訳を実現し、偽情報や誤情報のリスクを低減します。ビジネス翻訳および文章作成では、正確性が最も重要であるため、特化型AIモデルは、言語の課題に対する最も信頼性が高いソリューションとして採用されています。


このたびの新たな次世代言語モデルの実装は、業界をリードしているDeepLの従来の翻訳サービスを大幅に強化するものです。一流の言語学者を対象に実施されたブラインドテストでは、英語と日本語および中国語簡体字の組み合わせた翻訳において、次世代言語モデルが、従来モデルに比べ1.7倍の顕著な改善を示しました。さらに、英語とドイツ語の組み合わせでは1.4倍の改善を示しました。これらの大幅な精度向上により、企業ユーザーは手作業での校正にかかる貴重な時間を節約することができるため、チームや国・地域・市場を超えた、より効率的なコミュニケーションが可能になります。


次世代言語モデルを搭載した翻訳サービスは、英語、日本語、ドイツ語、中国語簡体字の翻訳において、DeepL Proプランの契約者が利用可能です。新たなLLMは、DeepLのWeb上の翻訳エンジンとして「次世代言語モデル」を選択することで有効化できます。これにより、ユーザーは翻訳体験をさらに制御できるようになります。また、DeepL Proユーザーは、エンタープライズグレードのセキュリティとコンプライアンス基準(ISO 27001およびSOC 2 Type2認証)によって保護されており、DeepL Proでの翻訳がモデルの機械学習に使用されることはありません。

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