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Seegene、AOGIN 2024にてHPV診断キットとPCR技術を展示

共同通信PRワイヤー / 2024年7月22日 10時14分


Seegeneの取締役副社長兼最高グローバルセールス&マーケティングオフィサーを務めるDaniel Shinは、次のように述べています。「AOGINにおいて、当社のPCR検査技術とHPV製品の優れた点をご紹介できました。私たちのHPV製品が、より多くの国で子宮頸がん検診プログラムに採用されることを期待しています。当社は現在、HPVおよび性感染症(STI)を同時に検査するシンドロームPCR検査の利点についての認知を高めるため、グローバル市場でキャンペーンを展開しています。このキャンペーンがシンドロームPCR検査の普及を促進し、「あらゆる病気のない世界」の実現に貢献すると考えています。」


Seegeneのシンドローム定量PCR技術は、リアルタイムPCRに基づく多種同時分子診断技術です。類似の症状を引き起こすさまざまな病原体を1本の試験管で検出でき、迅速かつ高精度な診断が可能です。さらに、Ct(cycle threshold)値の分析を行うことで感染の程度を判断することができ、医療の向上が期待できます。Seegeneは、1つのチャンネルで3つの検体のCt値を測定が可能となる「3 Ct」技術を世界で初めて商品化しました。


子宮頸がんは、女性が罹患するがんのうち世界で4番目に多く、死亡率は第2位となっています。世界保健機関(WHO)によれば、毎年世界で約60万人の女性が新たに子宮頸がんと診断され、34万人が死亡しているとのことです。アジア太平洋地域だけを見ても、毎年約27万人の女性が子宮頸がんと診断され、14万人以上が死亡しています。WHOは、子宮頸がん検診受診率を2030年までに現在の20%から70%と大幅に引き上げることを目標に掲げています。2020年には、子宮頸がん検診を一度でも受けたことのある女性は33%に過ぎませんでした。


HPVには約200種類の遺伝子型があり、子宮頸がんの99.8%はHPVが原因となっています。子宮頸がんの70%はHPVの16型と18型が原因となっており、19種類の高リスク型はがん全体の90%を占めています。がんへ進行するかどうかは、HPV感染の遺伝子型、感染の程度、同時感染によって異なります。ほとんどのHPV感染では明確な症状を示さないため、精度の高い検出が子宮頸がんの早期診断において重要となります。近年、多くの国で子宮頸がん検診には、パップテスト(子宮頸がん細胞診)の代わりにHPV検査が推奨されています。

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