わずか10-20秒の軽運動で子どもの脳血流が増加
共同通信PRワイヤー / 2024年7月24日 16時30分
ただし、短時間かつ低強度の運動であっても前頭前野の脳血流が高まるということが本研究で示されましたが、それが実行機能の向上に実際に結びつくかについては、今後検証する必要があります。
■課題、今後の展望
本研究において、一定の身体的または認知的負荷があるタイプの運動であれば、低強度かつ短時間であっても前頭前野の脳血流が高まることが示されました。今後は、脳血流を高めやすい動きを組み合わせた3分程度の運動プログラムを作成し、その運動プログラムの実施が実行機能の向上に結び付くかどうかの検証を行います。
■研究者のコメント
子どもの間でも座りがちな生活が広まる中、体を少しでも多く動かすことが発育発達と健康保持にとって重要です。今回の研究で得られた知見を活かし、誰もが取り組みやすい脳を活性化する軽運動プログラムを開発し、学校や塾など教育現場での実践が広まることを目指します。
■論文情報
雑誌名:Scientific Reports
執筆者名(所属機関名):Takashi Naito* (Graduate School of Sport Sciences, Waseda University), Koichiro Oka (Faculty of Sport Sciences, Waseda University), and Kaori Ishii (Faculty of Sport Sciences, Waseda University)
掲載日(現地時間):2024年7月6日(土)
掲載URL:https://www.nature.com/articles/s41598-024-66598-6
DOI:https://doi.org/10.1038/s41598-024-66598-6
■研究助成(外部資金による助成を受けた研究実施の場合)
本研究は、文部科学省科学研究費助成事業(21K11507)の支援を受けて行われました。
関連URL:https://kyodonewsprwire.jp/release/202407244050
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
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