FUTURE INSIGHT SEMINAR 「不確実な時代に求められるサステナビリティ経営」開催報告
共同通信PRワイヤー / 2024年7月30日 14時0分
外部環境の変化が激しく先行きが不透明な時代に適応していくために、横河電機ではシナリオプランニングを用いた次世代リーダーの育成を行っています。デジタルとサステナビリティの変革による新時代の社会経済システムは、正解がなく、選択肢の多い世界です。このような新時代に必要なのは、起こりうる複数の未来シナリオを地図に対話と探索を行う「超長期の世界観」や、多様な視点で知覚力を磨きシステム全体の俯瞰力を養う「共創人財育成」、社内外の緩やかなつながりによる知の探索をつうじて「価値共創ネットワーク」を形成する力だと考えています。私がリーダーを務める「未来共創イニシアチブ」では、未来シナリオを共創のツールとして活用し、次世代リーダー育成や社会課題解決に向けて変革の火種を育てています。他の企業や産官学と連携しながら、シナリオプランニングの考え方をコミュニティづくり、地域創生、職階・職種・世代を超えた学びにつなげることで、変化の時代を乗り越えられる共創的なカルチャーをつくっていきたいと思っています。
[Session 2 フューチャーグループの取組紹介]
株式会社ワイ・ディ・シー ESG経営共創ビジネスユニット
ビジネスユニット長 事業統括 大江隆徳
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407294309-O4-gXjz7l4f】
世界的なアジェンダであるESGに対応するためのビジネスアプローチとして、一社で物事を進めるのではなく、顧客やパートナー、コミュニティなどのステークホルダーと協力し、互いに利益をもたらしながら新たな価値を創造する「価値共創モデル」が注目されています。フューチャーグループでは2つの活動に取り組んでおり、2023年11月には早稲田大学と参画企業6社とともに「SFL(Sustainable Future Leadership)コンソーシアム」を設立し、ルールメイキングやサステナビリティ教育の議論を進めています。もう1つは、ESG経営共創に向けたコンサルティングとデータ活用サービスの提供です。企業がビジネスをつうじてGHG排出削減に貢献した量を示す「Scope4」(削減貢献)に着目し、自社の排出量の算出に加えて、サプライヤーを巻き込んだ削減貢献の推進をサポートしています。複数の事業者と共創の可能性を探ることで、ESG活動はコストではなく、事業成長の機会につなげられると考えています。
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