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Davie、砕氷船協力協定準拠の米国造船拠点構築へ

共同通信PRワイヤー / 2024年7月31日 9時56分

Davie、砕氷船協力協定準拠の米国造船拠点構築へ

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407314409-O1-46C5W07v


レヴィ(カナダ、ケベック州), 2024年7月31日 /PRNewswire/ -- カナダを拠点とする多国籍造船企業デイビー造船所(Davie Shipbuilding)は本日、米国の造船業界に長期的かつ重要な取り組みを行う意向を表明しました。


最終的な立地と提携会社の選定待ちではあるものの、同社の決定は、米国造船の効率性、レジリエンス、競争力向上を狙いとして米国政府が本日発表した一連の行動と合致しています。また、国内外市場向けの高品質の米国船舶建造は、米国海軍力の活性化、経済成長の促進、米国人労働者向けの数多くの高度な技術を要する雇用の創出も期待されています。


同社の計画は、7月11日に発表された歴史的な米国、カナダ、フィンランドの三国間協定「砕氷船協力協定」(ICE Pact)とも合致しています。この砕氷船協力協定は、参加国から旺盛な需要のある極地砕氷船の建造を増強し、経済、気候、国家安全保障の向上とともに、紛争が絶えない極地における重要な共有利益に資するものです。特筆すべきは、米国国防総省が7月22日に「北極戦略2024」(2024 DOD Arctic Strategy)を公表し、北極圏を安全かつ安定した地域として維持することを目指して同盟国や友好国と連携を強化し、国防総省が取るべき措置示したことにあります。


1825年以来の創立以来、歩みを進めてきたDavie社は、多くの砕氷船を含む720隻以上の特殊船を建造してきた実績を誇っています。現在、同社は砕氷船協力協定の創立メンバーであるカナダに向けて、世界最大の大型砕氷船を建造しています。なお、Davie社は砕氷船協力協定のもう一つの創立メンバーであり、その卓越した極地造船サプライチェーンで名声を馳せるフィンランドのヘルシンキ造船所のオーナーでもあります。1865年設立のヘルシンキ造船所は、現在世界の砕氷船隊の50%以上を建造しています。


Davie社は、米海軍のニミッツ級航空母艦やアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦といった戦略的プロジェクトにおいて、米国の熟練造船業者を支えてきた歴史を有しています。


ホワイトハウスのファクトシートへのリンク: https://www.whitehouse.gov/briefing-room/statements-releases/2024/07/29/fact-sheet-white-house-announces-new-private-sector-investments-in-american-maritime-industries-due-to-biden-harris-administration-efforts/

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