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東京都と無花粉スギの生産事業化に向けて協定 ~組織培養による大量増殖技術で花粉症対策~

共同通信PRワイヤー / 2024年8月8日 18時0分


 

【経緯】

 住友林業グループは森林経営から木材建材の製造・流通、戸建住宅・中大規模木造建築の請負や不動産開発、木質バイオマス発電まで「木」を軸とした事業をグローバルに展開しています。2030年までの長期ビジョン「Mission TREEING 2030」で住友林業のバリューチェーン「ウッドサイクル」を回すことで、森林の CO2 吸収量を増やし、木造建築の普及で炭素を長期にわたり固定し、社会全体の脱炭素化を目指しています。

 人工林を伐採し、花粉の少ないスギに植え替え、森林の循環を促進することは当社の長期ビジョン「Mission TREEING 2030」の実現につながります。東京都の「無花粉スギの生産事業化」の実現や社会が抱える「花粉症」の課題解決にも貢献できると判断し、今回の協定へと至りました。


■今後の展開

 当社は東京都が研究を続けてきた無花粉スギの遺伝資源を受け取り、その増殖や育成・生産手法を確立して都内の苗木生産事業者に技術を提供します。2026年春に試験植栽し、無花粉であるかや成長性、一定期間成長後には材質等も含め確認する計画です。今後東京都や都内の苗木生産業者と連携して年間10万本以上の苗木を生産する体制を構築し2030年ごろに本格的な無花粉スギ苗木の生産事業化を目指します。


 

(参考情報)

■住友林業/育苗センターについて

 全国6か所(北海道、福島県、群馬県、岐阜県、高知県、宮崎県)に樹木育苗センターを配置しています。

スギやカラマツ、ヒノキなどの苗木を年間190万本生産しています。

(参考HP:https://sfc.jp/treecycle/value/container_seedling.html


■住友林業/筑波研究所 組織培養による苗木増殖について

 住友林業ではこれまでに様々な神社仏閣や自治体が管理する名木や貴重木の後継樹を育成するため、組織培養・接ぎ木・種子により苗を増殖する技術を確立してきました※4。


※4. 組織培養による苗木増殖https://sfc.jp/treecycle/value/naegi_zousyoku.html

(参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=sj-_kCX3yUw


関連URL:https://kyodonewsprwire.jp/release/202408084776

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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