PeproMene Bio、新しいキメラ抗原受容体(CAR)T細胞の強力な多機能性を実証する研究を発表
共同通信PRワイヤー / 2024年8月9日 9時46分
この試験の主任研究者であり、City of Hopeの血液学および造血細胞移植の准教授、Immune Effector Cell Therapy Program(免疫エフェクター細胞療法プログラム)のエグゼクティブ・メディカル・ディレクターであるElizabeth Budde医学博士は、2023年12月、American Society of Hematology(アメリカ血液学会)のカンファレンスで最初の試験結果を発表しました。
「喜ばしいことに、非ホジキン・リンパ腫の患者5名とB細胞急性リンパ芽球性白血病の患者1名がPMB-CT01による治療を受け、すべてに持続的な反応が示されました」とBudde博士は述べています。「試験患者の多くは、CD19 CAR T療法の後に再発したか、CD19陰性でした。このジレンマに直面している他の患者にとっても、PMB-CT01は実行可能な選択肢となるかもしれません。」
「このアッセイは、PMB-CT01開発の指針として、現在および将来の臨床試験に適用できます。PeproMeneは、潜在的に有望なこの新しい細胞療法を、科学的な面でも、臨床的な面でも引き続き開発していきます」とPeproMene BioのCOO、Hazel Cheng博士は述べています。
PMB-CT01について
PMB-CT01は、BAFF-Rを標的とした、クラス初の自己CAR T細胞療法です。腫瘍壊死因子(TNF)受容体スーパーファミリーの一員であるBAFF-R(B細胞活性化因子受容体)は、BAFFの主な受容体であり、ほぼB細胞にのみ発現します。BAFF-Rシグナリングは正常なB細胞の増殖を促進し、B細胞の生存に必要であると見なされるため、腫瘍細胞がBAFF-R抗原の喪失によって治療を免れる可能性は低いと考えられます。この特異な性質により、BAFFR CAR T療法はB細胞悪性腫瘍の治療において非常に有望な選択肢となります。す。BAFFR CARは、抗BAFF-R単鎖フラグメント可変(scFv)抗体と第2世代シグナリング・ドメインCD3ζおよび4-1BBを使用して作成されました。同機関の研究では、BAFFR-CAR T細胞が体外および動物モデルの両方でヒトのリンパ腫と白血病を効果的に消滅させることが実証されました。PeproMene Bioは、PMB-CT01の知的財産のライセンスをCity of Hopeから取得しています。
この記事に関連するニュース
-
DiscGenicsは、米国食品医薬品局(FDA)より同種椎間板前駆細胞の椎間板内投与による第III相臨床試験開始の承認を取得したことを発表
共同通信PRワイヤー / 2024年7月23日 10時4分
-
スキリージ、潰瘍性大腸炎治療薬として米国FDAより承認取得、IBD領域におけるアッヴィのポートフォリオ拡大
共同通信PRワイヤー / 2024年7月19日 11時0分
-
アッヴィ、米国FDAが再発又は難治性の濾胞性リンパ腫に対するエプコリタマブの2番目の適応承認
共同通信PRワイヤー / 2024年7月18日 11時0分
-
Cytiva、イノベーションと自動化技術による次世代の細胞治療薬製造プラットフォーム「Sefia」を市場に導入
PR TIMES / 2024年7月13日 16時40分
-
アッヴィ、ベネトクラクスについて、再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫(MCL)に対する適応追加承認申請
共同通信PRワイヤー / 2024年7月12日 14時0分
ランキング
-
1電機5社が増収、円安追い風に ソニー、三菱電機は過去最高
共同通信 / 2024年8月9日 19時32分
-
2ゆうちょ銀、貯金金利引き上げ=5倍の年0.1%、来月2日
時事通信 / 2024年8月9日 17時59分
-
3生活保護も断られ、収入は「年金月5万円のみ」。酷暑でもエアコンつけられず…68歳で失業した非正規雇用おひとりさま老人の「酷すぎる終着点」【FPが解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年8月9日 11時45分
-
4ミスドはなぜ「なんか、ちょうどいい空間」なのか 値上げしても業績絶好調、背景の「空間の魅力」
東洋経済オンライン / 2024年8月8日 10時0分
-
5お客が求める「おいしいコーヒー」神話 カフェ経営で見落としがちな“ほろ苦い現実”
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月7日 8時27分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください