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ロックフェラー財団によるグリーンパワーギャップ:アジアの 20 か国を含む 72 か国で 8,700 テラワット時のクリーン・エネルギーが必要

共同通信PRワイヤー / 2024年8月9日 11時59分

ロックフェラー財団によるグリーンパワーギャップ:アジアの 20 か国を含む 72 か国で 8,700 テラワット時のクリーン・エネルギーが必要

これらの国々が世界の開発目標と気候目標の両方を達成するために、2050 年までに生成しなければならない再生可能エネルギー容量をグリーンパワーギャップ(Green Power Gap)が試算

エネルギー貧困からアフリカ、アジア、ラテンアメリカ、中東の 38 億人に格差を埋めるまでの 4 つの新たな道筋を概説


 


バンコク, 2024年8月9日 /PRNewswire/ -- ロックフェラー財団は公表済み本日、アフリカ、アジア、ラテンアメリカ、カリブ海諸国、中東の 72 か国で 8,700 テラワット時(TWh)の「グリーンパワーギャップ(Green Power Gap)」を計算する新しいレポートを発表しました。現在 38 億の人口を抱えるこれらの国々は、従来型のコストのかかる非効率的な電力システムから脱却し、エネルギーに満ち溢れた未来へと飛躍するために、米国の年間発電量の約 2 倍に相当する 8,700 TWh のクリーン電力を 2050 年までに導入する必要があります。グリーンパワーギャップ(Green Power Gap):豊かなエネルギーの未来をすべての人に実現はまた、グリーン ウィンドウの機会を特定し、ギャップを埋める 4 つの新しい道筋を示しています。


 


「38 億人の命と地球の運命は、グリーンパワーギャップ(Green Power Gap)を埋められるかどうかにかかっています」とロックフェラー財団の社長であるRajiv J. Shah博士は述べています。「歴史は、人や国が気候の影響に関係なくビジネス・チャンスを追求することを明確に示しています。世界の気候目標を達成する唯一の方法は、解決策の範囲を広げ、38 億人の人々が生活と生計を十分に向上させられるクリーンな電力を確保する上で必要な資本を投下することです。」


 


報告書で分析された 72 か国のうち 68 か国は、Modern Energy Minimum(現代エネルギー最低基準、英文略称MEM)を下回っています。この値は、国民1人当たりの年間平均使用量が、貧困から人々を救い、雇用を創出し、経済発展を促進するために必要な 1,000 キロワット時(kWh)未満と定義されています。この報告書には、MEM の基準を超えているものの、人口のかなりの割合が依然として MEM を大幅に下回る水準で生活しているため、「エネルギー貧困国」のカテゴリーに入れられた 4 か国*も含まれています。

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