地球外インフラの未来:スカイ、再生可能エネルギーによる成層圏での革新的な日周飛行を実現
共同通信PRワイヤー / 2024年8月20日 9時41分
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408195080-O2-0DjsXmtp】
ロズウェル(ニューメキシコ州), 2024年8月19日 /PRNewswire/ -- 材料科学に基づく背景を持ち、高高度プラットフォームシステム(HAPS)の製造を手掛ける航空宇宙企業のスカイ(Sceye)は本日、運用エリア上空で成層圏における完全な日周飛行を完了したことを発表しました。これは、昼間に太陽光を利用し、夜間の飛行をバッテリー容量で可能にすることで、翌朝の太陽光充電を通じて数か月から数年間にわたる長期間飛行を実現するための重要なマイルストーンとなります。HAPSは、8月15日午前7時36分(MST:米国山岳部標準時)に同社のニューメキシコ施設から発射され、飛行テストのポイントを完了した後、翌日の午後12時21分(MST)に着陸しました。
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「これは、成層圏における広大な機会を切り開き、ドローンと衛星の間にまったく新しいインフラ層を構築するための、スカイチームにとって重要なマイルストーンです。」とスカイのCEO兼創業者であるミッケル・ヴェスタゴー・フランセン氏は述べました。成層圏において長期間、特定の運用エリア上空に留まる能力は、山火事やメタン漏れといった気候災害をリアルタイムで検知するための独自の視点を提供するとともに、従来のインフラでは対応できない数十億人の未接続地域への接続性をもたらします。
同日の打ち上げにより、日周飛行の実証、制御された再配置、および運用エリア上空に留まる能力を含む、スカイ2024テストプログラムのすべての主要な成層圏目標がさらに前進しました。これらの目標の達成により、スカイは商業的なユースケースを開始することが可能となります。
「今回の飛行は、当社プラットフォームの性能と耐久性を示す重要なデモンストレーションでした。今後のすべての飛行で、成長と能力の拡大を見るのが楽しみです。」とスカイのミッション運用責任者であるステファニー・ルオンゴ氏は述べました。
スカイはこれまでに20回のテスト飛行を完了しており、さらに2024年には2回のテスト飛行が計画されており、商業化に向けてプラットフォームの成熟をさらに進めています。
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