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株式会社フォーディクス-自律型自動実験システム「LFAシリーズ」を発表

共同通信PRワイヤー / 2024年8月27日 10時0分

フォーディクスは、実験の準備段階から完全に自動化できる自律自動実験システムLFA2000を開発いたしました。LFA2000シリーズは材料探索や実験条件の絞り込み、結果の解析をAIが行うことで、実験の高速化・高精度化を可能にしました。さらに大幅な省力化を実現する世界に類を見ない完全自律型自動実験システムです。


当社が全面協力した2023年3月の材料国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)による「リチウム空気電池のサイクル寿命を向上する電解液の開発」実験。この実験で、人力の100倍以上のスピードで実験をこなすことも証明されています。実験装置や測定装置との連携、さらに搬送システムなどと組み合わせたスマートラボ化により、長時間の連続実験を容易に実現可能です。そのうえ操作はワンオペで、大幅なコスト削減が可能になります。


【導入コストも大幅に削減】

LFA2000シリーズでは各種実験機器や測定機器との連携ができ、機器の交換も可能です。自律自動実験のための汎用ソフトウェア「NIMO」が、それらの機器の連携を可能にしています。NIMOはNIMSが開発し、オープンソースソフトウェアとして公開されています。LFA2000シリーズは実験機器や解析AIの変更にも柔軟に対応できるので、導入コストの大幅削減も図れます。


代表武多のコメント「自律型自動実験システム『LFAシリーズ』は多くの手間のかかる実験の工程を自動化し自律的に最適な結果を導き出すことで、研究者の負担を減らし課題解決のための素晴らしい成果をもたらすでしょう。世の中の探索系の実験に、革命的な躍進をもたらすものと確信しております。」LFA2000は2024年9月4日~6日に幕張メッセで開催されるJASIS 2024に出展いたします。


《製品概要》

LFAシリーズは実験プロセスの内、特にこれまで人の介入が必要であった、結果の解析と実験条件の選定及び設定を、AI(人工知能)によるアルゴリズムが担うことで、実験の高速高精度化と大幅な省力化を実現する自律型自動実験システムです。①「実験機器との連携」、②「測定機器との連携」、③「実験機器と測定機器間の試料受け渡し」、④「実験結果の解析」、⑤「AIによる実験条件の提案」のプロセスをそれぞれモジュール化し、「NIMO」によりそれらを連携させることで、実験全体を全自動かつ無停止に実行することを可能にしました。各プロセスがモジュール化されていることで、実験機器や解析AIの変更にも柔軟に対応します。

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