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AM Green Ammonia、インド・アーンドラ・プラデーシュ州カキナダで初となる100万トンクラスのグリーンアンモニア事業の最終投資決定(FID)に到達

共同通信PRワイヤー / 2024年8月28日 13時0分


インド最大の発電事業者、NTPC社との25年間の固定価格電力購入契約(PPA)により、上記の半分賄うことになっており、こちらも既に締結済みです。残りの発電容量はGentariから供給を受けることになっています。


同社は、1GWポンプ水力エネルギー貯蔵事業や、2GW規模のJohn Cockerill社との電解槽製造提携事業への独自のアプローチを行っています。なお、本事業には信頼性に優れた最新鋭の加圧式アルカリ電解槽が導入される予定です。


これらの容量を活用することで再生可能エネルギーの出力不安定問題を解決し、導入予定の電解槽稼働率を最大90%まで高めることが可能となるため、世界的に見ても最も革新的でコスト効率の優れたグリーンアンモニア事業の一つとなります。


カキナダでの事業に加え、同社はインド国内の複数の拠点でグリーンアンモニアの生産にも注力しており、2030年までに5MTPAのグリーンアンモニア生産能力を見込んでいます。これは、インドおよびOECD市場でも、ネットゼロ目標達成への取り組みを加速するものと期待されています。これは約1MTPAのグリーン水素、つまりインドの国家グリーン水素ミッションにおけるグリーン水素生産目標の5分の1、および2030年までの欧州のグリーン水素輸入目標の10%1に相当します。


GreenkoグループとAM Greenの創設者、Anil Chalamalasetty氏のコメント:


「今般、当社のカキナダ工場がFIDに至ったことは、EU RFNBO基準といった最高レベルの基準を満たしながら、カーボンフリーのエネルギーソリューションを世界規模で提供するという当社のコミットメントを裏付けるものです。これは当社にとって重要な節目であり、低コストのグリーン分子や誘導体を通じて、製油所、海運、肥料、発電、化学といった産業の脱炭素化を支援するエネルギー転換ソリューションプラットフォーム大手としての当社の地位を確固たるものとするものです」


AM Green Groupについて


AM Greenは、ハイデラバードを拠点とするGreenkoグループの創業者Anil Chalamalasetty、Mahesh Kolliの両氏によって設立された、インド有数のエネルギー転換ソリューション業者です。起業家精神を持ち、エネルギーの未来を切り開く新技術や新経路を開拓に尽力してきました。当社は、グリーン水素、グリーンアンモニア、その他のグリーン分子の生産において、世界で最もコスト競争力のあるメーカーのひとつになることを目指しています。インドにおいて、当社はグリーン分子(グリーン水素、グリーンアンモニア、バイオ燃料、e-メタノール、持続可能な航空燃料、さまざまな川下高価値化学品)の生産能力を開発し、排出削減が困難な産業における脱炭素化を目指します。このベンチャーも、国際的な再生可能エネルギー・貯蔵事業と、ベルギーのJohn Cockerill社との合弁で電解槽製造を手掛ける会社の設立を予定しています。

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