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C&W、アジア太平洋地域 データセンターレポートを発表

共同通信PRワイヤー / 2024年9月9日 12時0分

C&W、アジア太平洋地域 データセンターレポートを発表

グローバル不動産総合サービス会社のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(グローバル本社:米国イリノイ州シカゴ、日本本社:千代田区永田町、C&W)は、 『APACデータセンター市場アップデート』レポートを発表致しました。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202409066000-O1-L0c320CQ


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アジア太平洋地域*のデータセンター市場では、2024年上半期に約1.3GWの新規供給が追加され、稼働容量が12GWの大台へと近づきました。また、この期間にアブソープション規模も同程度となり、当地域の需要と供給のダイナミクスが均衡しているあることを示しています。開発パイプラインは、同地域全体で4.2GWが建設中、12.0GWが計画中で、2023年下半期末から2.8GW増加しています。




アジア太平洋地域の14市場のうち、上位6市場が同地域の稼働容量の85%を占めています。中国本土(4.2GW)、日本(1.4GW)、インド(1.4GW)、オーストラリア(1.2GW)、シンガポール(0.98GW)、韓国(0.65GW)は、最大の稼働容量を持っているだけでなく、強力な開発パイプラインと計画容量を持っています。




マレーシア(主にジョホール州による)は、2023年下半期から2024年上半期にかけて稼働容量が80%増加し、インドが28%増加。両市場とも同様に、開発パイプラインの伸びが最も高いことから、両市場とも今後数年間は継続的な成長が見込まれます。




日本、インド、オーストラリアは、クラウド・サービス・プロバイダーとコロケーション・プレイヤーの両方が投資と容量を増やすと予想される国であり、日本とインドは4GW規模(稼働中、建設中、計画中の容量の総ストック)、オーストラリアは3.5GWを突破し、中国本土は6.5GWで全市場をリードしています。韓国は、短期・中期的な電力使用量と開発に関する新しい規制の影響により、一桁台の成長トレンドにあることが明らかです。




アジア太平洋地域全体で容量の増加が観察される中、国や市場特有の政策イニシアティブ、インセンティブ提供、革新的技術の採用によるエネルギー効率の改善、カーボンフットプリント削減のためのイネーブラーなども、市場関係者によって追求・実施されています。




当社のアジア太平洋データセンター市場成熟度指数(洗練された方法論と追加的なデータ検証作業により補完)は、今後10年間におけるアジア太平洋地域の30市場の潜在的な進化を予測しています。既存および計画中のキャパシティ、空室レベル、オペレーターのプレゼンスと規模、各アセットレベルの構築能力などの要素をパラメトリックベースで加重評価したものです。

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