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繊維強化プラスチック(FRP)最新技術のご案内

共同通信PRワイヤー / 2024年9月12日 10時0分

繊維強化プラスチック(FRP)最新技術のご案内

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繊維強化プラスチック専業大手スーパーレジン工業の独自技術


2024年9月12日

スーパーレジン工業株式会社


繊維強化プラスチック(FRP)の専業大手で太陽の塔の顔や、はやぶさ2の構造体を手掛けたスーパーレジン工業の社会課題を解決する注目独自技術の紹介

 

 スーパーレジン工業株式会社(社長:朝倉明夫 本社:東京都稲城市)は、航空機の燃費改善や航続距離の向上に役立つ炭素などの繊維強化プラスチック製品の付加価値をさらに向上させる独自技術で優位性をもった企業です。 かつては万博の象徴的建設物となった芸術家岡本太郎氏の太陽の塔の顔から、最近では世界初の偉業を成し遂げた日本の小惑星探査機はやぶさ2の構造体なども手掛けております。繊維強化プラスチック(FRP)の技術は大幅に進化しており、その活用は産業分野からアートまでさらに用途を増やしています。


 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202409106144-O3-29x5Z2Fq


 炭素繊維を素材で用いた炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は、軽量・高強度の特性から、航空機の燃費改善や航続距離の向上に役立っております。また、走行距離の向上目的で電気自動車分野(EV)での使用も広まりつつあります。消費電力を抑えるために大型の液晶パネル製造装置にも用いられ、エネルギー消費削減のために金属に代わる構造部材として今後も有効な素材です。さらに、軽量で成形もしやすい製品の登場でアート作品への応用も進んでいます。


 

①独自開発エポキシフォームによる軽量化と形状の柔軟化技術


 炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は元来、軽くて強い素材です。これをさらに軽量化する場合は、CFRPの間にフォーム材(樹脂の発泡体)を挟んだサンドイッチ構造としますが、既存のフォーム材は硬い板形状のものしかなく、形状に制限がありました。しかし、スーパーレジン工業が得意の樹脂技術を活かして開発したフォーム材(エポキシフォーム)は、素材としての柔軟性があり、熱による形状変化が可能なため、CFRPとのサンドイッチ構造体の最終形状に制限がなくなるのが大きな特徴です。


 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202409106144-O2-6UPSNb46


 これにより、今まで作ることが困難だったCFRPとフォーム材のサンドイッチ構造での円筒を可能とし、製品に必要な機械物性を保持したまま、CFRPのみの円筒の約半分の重さを実現しました。また、ドローンのプロペラガードのような複雑形状の軽量化も可能としました(図参照)。

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