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【注意喚起】“ずぼら調理”が招く危険 ~トリセツをよく読んで「調理家電の事故」を防ぎましょう~

共同通信PRワイヤー / 2024年9月26日 11時0分

【注意喚起】“ずぼら調理”が招く危険  ~トリセツをよく読んで「調理家電の事故」を防ぎましょう~

実験シーン

 食欲の秋が到来です。近年は、時間効率を重視するタイムパフォーマンス(タイパ)志向の高まりを受けて、手軽な調理家電を用いてできるだけ手間をかけない「ずぼら調理」が人気です。しかしながら、その中には取扱説明書及び商品パッケージに記載されている注意事項(以下「注意事項」という。)をよく確認せずに誤った使い方をして事故に至ったケースがあります。独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)、理事長:長谷川 史彦、本所:東京都渋谷区西原]は、「調理家電の事故」を防ぐために注意喚起を行います。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202409206728-O29-VhUbIhQ2

 2019年から2023年にNITEに通知のあった製品事故情報※1では、調理家電の事故は合計494件ありました。そのうち事故原因が判明した226件の中では、使用者の誤使用・不注意が関係しているものが44%(99件)を占め、最も多くなっています。

『できるだけ手間をかけたくない。』『ちょっと温めるくらいなら大丈夫。』といったずぼらな気持ちから、注意事項を確認せずに誤った使用方法をしてしまうと大きな事故につながるおそれがあります。


 調理工程を省いても、安全のための手間だけは省かないようにお願いします。


(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含みます。


 

事故の発生状況

 NITE に通知された製品事故情報のうち、2019年から2023年までの5年間に発生した「調理家電の事故」494件について、事故発生状況を以下に示します。


年別の事故発生件数

 調理家電の事故における「年別の事故発生件数」を図1に示します。事故件数の推移は横ばい傾向にあります。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202409206728-O22-589V02J0


(※2)2022年の事故件数が多い理由は、同じ型式の「電気ケトル」を使用中に、電気ケトル本体と電源プレートとの接続部から発煙する不具合が生じた事故が45件発生しているためです。

(2023年1月にリコールを実施)


原因別の事故発生件数

 調理家電の事故494件のうち、調査中の事故(49件)及び原因不明の事故(219件)を除く226件についての「原因別の事故発生件数」を図2に示します。調理家電の事故は、使用者の誤使用・不注意が関係しているものが最も多く、事故原因の44%を占めています。

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