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【注意喚起】“ずぼら調理”が招く危険 ~トリセツをよく読んで「調理家電の事故」を防ぎましょう~

共同通信PRワイヤー / 2024年9月26日 11時0分

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製品別の事故発生件数

 調理家電の事故における「製品ごとの事故発生件数」を図3に示します。例年「電子レンジ」、「IHこんろ」の事故が多く発生しています。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202409206728-O25-e03A16sX


調理家電の事故を防ぐポイント

調理前に、取扱説明書及び商品パッケージに記載されている注意事項を確認する。

・禁止されている容器を加熱しない。

 調理家電に容器を入れて加熱する際、種類や材質によっては取扱説明書に禁止されているものがあります。例えば、「電子レンジに金属製の容器やアルミホイルを使用してしまうと金属部分から火花が発生して発火するおそれがある」ので、使用が禁止されています。ただし、オーブン機能付き電子レンジの場合、「加熱モードによっては金属製品やアルミホイルの使用が可能になる」など、調理方法に応じて注意事項が変わる場合もあります。また、取扱説明書に記載が無くても商品パッケージに注意事項が記載されている場合もあるので、調理家電側・商品側両方の注意事項をよく確認することが大切です。


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・禁止されている食品を加熱しない。

 電子レンジで卵を加熱すると破裂する事は広く知られていますが、「ゆで卵が入ったおでん」などの煮込み料理でも同様に破裂するおそれがあり、注意が必要です。レンジ加熱はマイクロ波と呼ばれる電磁波で食材内部の水分を温めるしくみです。卵や切り込みを入れていない栗など、膜や殻に覆われている食材を電子レンジで加熱すると、食材内部の水分が膨張して圧力が高まり、破裂しやすくなります。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202409206728-O28-9253c9J0

・揚げ物調理をする際は、取扱説明書に定められている油の量を守る。

 IHこんろは火を使わずに調理できる上に安全機能が充実しているため、火災の心配がないように思われがちですが、取扱説明書に定められている油量よりも少ない油で揚げ物調理をすると、温度が急激に上昇し、温度センサーが正確な温度を測ることができなくなり、発火するおそれがあります。また、揚げ物調理にもかかわらず通常の加熱メニューを選択したり、反りや変形がある鍋を使用したりすることによっても、温度センサーが正しく働かなくなる原因となります。

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