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トレードビジョンが提供する 商品先物取引サービス「COMTRADE」を三菱UFJ銀行が採用

共同通信PRワイヤー / 2024年9月30日 15時10分

~ 電力先物市場への参入を支援 ~


BIPROGYグループのトレードビジョン株式会社は、商品先物取引サービス「COMTRADE(コムトレード)」を三菱UFJ銀行に提供し、本日から稼働を開始しました。

商品先物取引サービス「COMTRADE」は、商品先物取引を行うために必要な機能を「投資家」および「取り扱い会社(商品先物取引員)」向けに提供しており、証券会社を中心に20社以上の導入実績があり、メガバンクへの導入は初めてとなります。

電力先物市場は、三菱UFJ銀行の参入により取引量増加が想定され、電力取引市場全体における価格ヘッジ機能の向上が期待されています。トレードビジョンは、「COMTRADE」の機能性と安全性を提供することで、電力取引市場に貢献していきます。


【背景】

エネルギー資源を持たない日本において、電力の価格変動リスクを回避することは重要な課題です。電力先物取引は、変動する電力の価格リスクを抑え、安定的な価格で電気を調達する手段として注目されています。

東京商品取引所(TOCOM)の「電力先物市場」は、2022年4月から本格的な運用が開始され、海外と比較すると取扱量は少ないものの、確実に取引量が増えている状況です。三菱UFJ銀行の参入により市場成長がより一層加速し、電力市場全体が創設期から新たな発展段階に入っていくと考えられます。

三菱UFJ銀行は、自行の信用力を生かし、電力先物取引の取引受託・清算受託を実施することにより、電力先物市場の取引量増加を通じて、電力取引市場全体における価格ヘッジ機能の向上に貢献することを目指しており、今回の市場参入が第一歩となります。

トレードビジョンは、短期間で安全に「COMTRADE」を提供することにより、電力市場への貢献を図るとともに、継続して使いやすいサービスを提供していきます。


【商品先物取引サービス「COMTRADE」とは】

トレードビジョンが提供する証券会社向けのアウトソーシングサービス「COMTRADE」は、BIPROGYがホストコンピューター時代から培った、商品先物の業務ノウハウを結集した証券会社向けの基幹業務システムパッケージをベースに運用・開発を一括で請け負うサービスです。

東京商品取引所登録の証券会社各社で利用され、一般委託者(個人投資家)や会員企業からの売買受託取引(委託取引)と自社のディーラーが行う自己取引を取り扱います。

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