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ヴィテスコ・テクノロジーズ・グループ AGのシェフラーAGへの合併が成功裏に完了

共同通信PRワイヤー / 2024年10月3日 16時30分


合併と株式転換の成功

合併契約で定められた交換比率に従い、ヴィテスコの既存株主は、ヴィテスコの株式1株につき、シェフラーの議決権付き普通株式11.4株を受け取ります。シェフラーの株式等級の転換の一環として、シェフラーの以前に上場されていた議決権のない普通株式も、1対1の比率で議決権のある普通株式に転換されます。今後は、シェフラーの全株主が議決権のある普通株式を保有することになります。議決権のあるシェフラーの新しい株式の上場および取引は、2024年10月2日にフランクフルト証券取引所で開始されます。

将来を見据えた戦略とマーケット・ポジショニング


2023年のプロフォーマ・ベースでは、統合後の新会社の年間連結売上高は約250億ユーロ、250以上の拠点で約12万人を雇用し、世界中に100以上の生産施設を保有することになります。

今後、シェフラーグループは、それぞれのマーケットで主導的な地位を占める4つの重点部門に事業活動を分割します。すなわち、Eモビリティ、パワートレイン&シャシー、ヴィークル・ライフタイム・ソリューションズ、ベアリング&インダストリアルソリューションズです。さらに、シェフラーグループは事業を欧州、南北米、中国、アジア・パシフィックの4つの地域に分割し、従来通り、引き続き管理していきます。

統合された企業として、シェフラーは強固な財務基盤、スケールメリット、そして幅広い顧客ニーズに対応する統合ソリューションを提供する8つのプロダクト・ファミリーからなる包括的なプロダクト・ポートフォリオを有することになります。


シェフラーは当初の発表通り、ヴィテスコとの合併により、年間6億ユーロのEBIT(支払利息・税金・償却前利益)効果が見込まれる収益とコストのシナジー効果を期待しています。シナジー効果は段階的に実現される予定です。シナジー効果の全潜在能力が初めて達成されるのは、2029年になると予想されています。


周到に準備された統合の開始

合併完了後、本日より、Vitescoとシェフラーの統合が開始されます(「Day One」)。この統合は、両社の作業グループが過去数か月にわたって周到に準備を進めてきました。


収益とコストのシナジー効果を実現するだけでなく、統合プロセスには、プロセスとITアプリケーションの統合、複数の部門で製品とサービスが開発・提供されている主要顧客向けの新しい販売および顧客サポートモデルの確立、そして、シェフラーとヴィテスコがそれぞれ別個の法人として事業を展開していた国々における既存の法的構造の統合、合理化、集約に向けたすべての活動が含まれます。これには、ヨーロッパに加え、中国、メキシコ、韓国、インドなどの国々が含まれます。

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