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SeegeneとWerfen、技術共有イニシアチブに関するパートナーシップ契約を締結

共同通信PRワイヤー / 2024年10月15日 10時11分


新会社のWerfen-Seegeneは、抗菌薬および薬剤耐性検査、ウイルス量検査、臓器移植患者のモニタリング検査、性感染症(STI)、および地域特有の新興疾患など、感染症向けの製品開発を優先して行います。新会社は、Werfenの広範な地域インフラとネットワークを活用し、現地のニーズに合わせた製品を提供することで、スペインの医療に貢献します。


スペインは、ヨーロッパで4番目に大きな体外診断(IVD)市場であり、この拡大の戦略的拠点となる体制が整っています。そのため、新会社に期待される役割は、体外診断用医療機器規則(CE-IVDR)の認証を取得し、欧州および世界市場への拡大に向けた取り組みを主導することです。


「過去10年間、当社とSeegeneの協力により、同社のシンドロームPCR診断検査が医療に大きな影響を与えていることが実証されました。新たな感染症やウイルス変異が頻繁に発生し、迅速な製品開発が強く求められているスペインとポルトガルの市場に向けて、Seegeneの比類のない技術と製造の専門知識を活用して製品を開発できることをうれしく思います。今回のSeegeneとのパートナーシップにより、私たちは活動範囲を拡大し、どのような感染拡大にも迅速に対応できるようになります」とWerfenのCEOであるCarlos Pascual氏は、述べています。


「Werfenの豊富なビジネス経験とSeegeneの優れたシンドローム製品開発・生産能力を融合するこの新会社に、大きな期待を寄せています。今後も、当社の技術共有イニシアチブに関心のある世界有数の企業や国々と、引き続き技術を共有していきます。Werfen-Seegeneは、当社のイニチアチブのグローバル展開を加速させる上で、きわめて重要な役割を果たすと考えています」とSeegeneの最高経営責任者(CEO)兼創業者であるJong-Yoon Chun博士は、述べています。


Seegeneは、このイニシアチブのためにマイクロソフトおよびシュプリンガーネイチャー(Springer Nature)と主要な戦略的パートナーシップも確立しました。マイクロソフトとの提携の目的は、高度なITシステム運用とAIを活用したデータ分析で補強され、合理化された製品開発システムにより、技術共有イニシアチブに参加するグローバル企業を支援することです。シュプリンガーネイチャーは、2023年に始まったオープンイノベーションプログラム(OIP)、および2024年に始まった「Nature Awards MDx Impact Grants」を通じてPCR診断製品のイノベーションを促進しています。同社は、新会社が地域の科学者や専門家と協力して、幅広い分野で革新的な製品を開発できるように、このプログラムをさらに拡大・発展させる予定です。

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