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株式会社アテックスと合弁会社をメキシコに設立 北米向けxEV車 電動化部品の製造を拡大

共同通信PRワイヤー / 2024年10月15日 11時48分

部材の現地調達・日本の生産技術移管と自動化により高品質かつ安定供給を実現


2024年10月15日

長瀬産業株式会社


株式会社アテックスと合弁会社をメキシコに設立 北米向けxEV車 電動化部品の製造を拡大 部材の現地調達・日本の生産技術移管と自動化により高品質かつ安定供給を実現



 長瀬産業株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:上島 宏之、以下「長瀬産業」)は、株式会社アテックス(大阪府東大阪市、代表取締役社長:成岡 瑞尚、以下「アテックス」)との間で、メキシコ・グアナファト州・レオンに合弁会社・ATECS INSERT MOLDING MEXICO S.A. DE C.V.(アテックスインサートモールディングメキシコ・以下AIM)の設立について契約を締結いたしました。AIMはxEV車(※)向け電動化部品等の製造会社で、2024年内に設立、26年以降の量産化に向けて生産体制を構築してまいります。


 長瀬産業は中期経営計画「ACE 2.0」の成長ストーリーにおいて「基盤」「注力」「育成」「改善」の4つの領域を掲げ、商社、製造、研究開発の各機能を軸に事業を展開しています。合弁会社の設立は、育成領域である新規エリア(グローバルサウス)での事業展開の一環にあたります。


 AIMは北米でのxEV車の需要の高まりを受けて設立するもので、xEV車向け電動化部品の部材を現地で調達することで、高品質でありながら安定供給の実現を目指すものです。製造された部品は、長瀬産業の既存の主要顧客の現地調達化への対応や、米国の製造業を中心に新規顧客に向け展開し、長瀬産業のメキシコ現地法人・Nagase Enterprise Mexico S.A.de C.V.がメキシコでの材料調達と製品販売を行います。


※BEV、HEV、PHEV、FCVなどの総称


北米でのxEV車需要の高まり                                   

 米国では、2022年8月に成立した「インフレ抑制法(IRA)」に基づき、エネルギー安全保障と気候変動対策につながる産業を対象に税控除や補助金が適用されています。電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車などのクリーンビークルの購入者を対象とした「クリーンビークル税額控除」は、北米での最終組み立て製品であることや、バッテリー部品に関しても、一定の割合において北米で製造または組み立てられる必要があるといった条件が設けられており、EV車をはじめとするクリーンビークルは今後需要の拡大が見込まれています。

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