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「レジャー白書2024」を公表 2023年の余暇関連市場規模は71兆2,140億円、前年比13.4%増

共同通信PRワイヤー / 2024年10月29日 14時0分

「レジャー白書2024」を公表 2023年の余暇関連市場規模は71兆2,140億円、前年比13.4%増

図表1:余暇活動の参加人口上位20位(2022~2023年)

国内旅行をはじめ多くのレジャーで参加人口が増加、在宅レジャーも引き続き上位


「レジャー白書2024」 2023年の余暇関連市場規模は71兆2,140億円、前年比13.4%増 国内旅行をはじめ多くのレジャーで参加人口が増加、在宅レジャーも引き続き上位


調査研究や提言、実践活動により生産性向上をめざす公益財団法人 日本生産性本部(東京都千代田区、理事長:前田和敬)の余暇創研は、2023年の余暇活動状況について、個別の意識や参加実態に関するアンケート調査および各業界の市場分析を検証して取りまとめた「レジャー白書2024」を10月31日に発行する予定です。レジャー白書は、わが国における余暇の実態を需給双方の視点から総合的・時系列的に分析・記録する唯一のもので、1977年の創刊以来通算48号目となります。

新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが「5類感染症」に引き下げられた2023年は、国内観光旅行などの外出を伴うレジャーをはじめ、多くの活動で参加人口の増加が見られました。余暇関連市場規模は前年比13.4%増の71兆2,140億円となりました。コロナ禍により落ち込んだ分野が大きく回復に向かい、コロナ禍前の2019年比で98.5%の水準まで戻っています。


「レジャー白書2024」の主なポイント

1.日本人の余暇活動の現状 ~国内観光旅行が2年連続の首位、一人当たり平均参加種目数は微増

・余暇活動の参加人口は、「国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)」(4,740万人)が2022年に続き首位となった。「外食(日常的なものは除く)」が参加人口を増やし2位に上昇。「動画鑑賞(レンタル、配信を含む)」「読書(仕事、勉強などを除く娯楽としての)」など在宅レジャーも引き続き上位となっている。外出を伴う種目をはじめ、多くの余暇種目で参加人口の増加がみられる。

・一人当たり平均参加種目数は、前年比0.3種目増の10.4種目。主に観光・行楽部門で微増。男女別にみると、ともに増加しているものの、女性の増加幅の方が大きく、男女で0.5種目の差となった。

・仕事より余暇を重視する回答者の割合が年々増加。回答者の約3分の2が余暇を重視している。


2.余暇関連産業・市場の動向 ~観光・行楽部門が前年比32.1%と大きく増加、他部門にも増加がみられる

2023年の余暇関連市場規模は71兆2,140億円で、前年比で13.4%増加した。コロナ禍で大きく落ち込んだ分野が伸びた一方で、コロナ禍の特需で伸びた分野には反動減も見られる。2019年比では98.5%の水準。

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