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『いま私たちが福島について伝えたいこと』 若者が福島の生の声に触れ、感じたことをありのままに語る

共同通信PRワイヤー / 2024年10月28日 18時0分


 

座談会での発表内容 ※発表したグループのみ                 

 『いま私たちが福島について伝えたいこと』というテーマのもと、グループディスカッションが行われました。


 「環境再生×地域・まちづくり」に参加したグループの1つからは、除去土壌という問題に当事者であるという認識が必要ということで「除去土壌とあなた」というメッセージが発表されました。


 続いて「環境再生×福島の食」に参加したグループの1つからは、どこよりも安全な福島の食のことを知って欲しい、いま頑張っている生産者の覚悟にも触れて欲しい、そして実際に食べて欲しいということで「福島(知って・触れて・食べて)って欲しい」というメッセージが伝えられました。


 最後に「環境再生×新産業・新技術」に参加したグループの1つからは、ツアーに参加して福島をどうにかしたいという気持ちが芽生え、伝えていくことで貢献したいという思いから「“今”起きている正しい情報を知って自分事として捉える」というメッセージが発表されました。


 各グループの発表を聞いた富田望生さんからは、「いわき出身というだけで特段伝えられることや知識があるわけでもない。今回感じたことは本当に新しいことばかり。現地を周り、記憶として鮮明に残っている状態でディスカッションできたことは貴重な時間だった。これからも自分なりの言葉と私なりの伝え方で福島のことを発信していければと思っている。」というコメントをいただきました。


 環境省の中野参事官からは、「しっかり管理をすれば除去土壌は再生利用ができるということを知ってほしい。福島は被災地のイメージがあるが、素晴らしいまちづくりやものづくりがある。再生利用という課題がクリアすれば素晴らしいまちづくりやものづくりに繋がっていくので、自分の周りの人たちにどんなきっかけで伝えればいいかを考え続けてほしい。」というメッセージを送りました。


当日参加者のコメント                            

●「環境再生×地域・まちづくり」ツアーに参加した大学生

「中間貯蔵施設では福島の過去・今・未来すべてが詰まっている感じがした」


●「環境再生×福島の食」ツアーに参加した大学生

「ニュースで流れている情報には限りがある。飯舘村や東日本大震災・原子力災害伝承館で福島の方々の人生の話を聞き、福島のリアルを感じることができた。私は教員を目指しているので、自分が感じた福島のリアルを伝えていきたい。」

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