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「カルコスビルマンション敷地売却事業」土地建物引受のお知らせ

共同通信PRワイヤー / 2024年10月30日 14時0分

「カルコスビルマンション敷地売却事業」土地建物引受のお知らせ

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■東北地方初の「マンションの建替え等の円滑化に関する法律」による敷地売却事業


2024年10月30日

大和ハウス工業株式会社

代表取締役社長 芳井敬一

大阪市北区梅田3-3-5


 カルコスビルマンション敷地売却組合(所在地:仙台市青葉区二日町13-22、理事長:須藤圭一)が実施した、東北地方初(※1)となる「マンションの建替え等の円滑化に関する法律」(※2)に基づいた「敷地売却事業」において、大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一)が、2024年10月30日に買受人として「カルコスビル」を引受けたことをお知らせします。


 なお、当事業は、多岐にわたる関係権利者の意向に対し、買受人が柔軟な対応を試みる点などが評価され、2023年8月に国土交通省の支援制度「マンションストック長寿命化等モデル事業 先導的再生モデルタイプ(建替工事支援)」(※3)に採択されました。


※1. 当社調べ。


※2. マンションの建替えを円滑に進めるため、2002年12月施行された、区分所有法に基づく建替え決議後の手続きや手法を定めた法律。


※3. 国土交通省が2020年より開始した支援制度。高経年マンションの急増が見込まれる中、管理適正化、再生円滑化を進めるため、政策目的に適合した老朽化マンションの長寿命化等に資するモデル的な取り組みに対して支援を行っているもの。


【表】


「カルコスビル」外観



 「敷地売却事業」は、耐震性不足等により特定要除却認定を受けた分譲マンションの区分所有者が、マンション敷地売却組合を設立し、買受人(デベロッパー等の事業者)へ「建物と敷地」を売却。取得したマンションを買受人が除却する「敷地売却制度」を活用した事業です。


 「カルコスビル」は、仙台市営地下鉄南北線「北四番丁駅」徒歩1分の場所に位置する、1975年に竣工した総戸数50戸(住宅・店舗・飲食店・オフィス・クリニック等で構成)の建物です。長期間に亘り、多様な用途で利用されていましたが、東日本大震災以降、建物の老朽化や耐震性への不安、外壁の剥落など多くの課題が顕在化していました。


 そのような中、カルコスビル管理組合は、2018年より修繕・建替え・敷地売却を念頭においた検討を重ね、2023年2月に当社を事業協力者として選定。5月には、当社の買受計画(※4)が仙台市より認定され、当社を買受人とした敷地売却決議が7月に可決。11月にマンション敷地売却組合が設立されました。

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