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歯科医療機関で歯の定期チェックをしている人は半数に満たないがコロナ禍前の2018年に比べ増加

共同通信PRワイヤー / 2024年10月30日 14時0分

歯科医療機関で歯の定期チェックをしている人は半数に満たないがコロナ禍前の2018年に比べ増加

国民を対象とした歯科健診の充実について、約8割が「疾患の早期発見・治療」がメリットと認識


2024年10月30日

公益社団法人日本歯科医師会


15歳〜79歳の男女10,000人に聞く、「歯科医療に関する一般生活者調査」

歯科医療機関で歯の定期チェックをしている人は半数に満たないが

コロナ禍前の2018年に比べ増加

一方で、歯や口の健康と全身の健康に関する理解は低下傾向に

国民を対象とした歯科健診の充実について、約8割が「疾患の早期発見・治療」がメリットと認識


 公益社団法人日本歯科医師会(所在地:東京都千代田区九段北、会長:高橋 英登)は、全国の15歳~79歳の男女10,000人を対象に「歯科医療に関する一般生活者調査」を実施しました。

 本調査は、当会の広報活動の趣旨である「歯科医療に対する国民の認知度・理解度向上」および「歯科医師や診療に対する評価・イメージの向上」に向け、現状の歯科医療を取り巻く環境や生活者の意識を把握し、今後の広報展開に役立てることを目的として、2005年からほぼ隔年に実施しているもので、今回で10回目になります。同調査結果によって、以下のような実態が明らかになりました。


コロナ禍を経験し、予防意識が高まり、定期的なチェックを受ける人が増加

・歯科医療機関で「定期的なチェックを受けている(計)」は48.6%、コロナ禍前の2018年(43.4%)より増加。

・受診頻度「3カ月に1回以上」59.1%、2018年(35.4%)に比べ20ポイント以上も増加。

・定期チェックを受ける理由は「安心できるから」「歯周病やむし歯などの予防ができるから」が上位に。


できるだけ自分の歯を残したい! 歯を失うとコミュ力も失う?

・91.9%が「健康のためにできるだけ自分の歯を残したい」。

・歯を失うことで歯以外に失うものは「食」「見た目の若さ」だけでなく、「全身の健康」「笑顔」も。

・「笑顔」「人との交流」を失うと答えた人が増え、歯を失うことはコミュニケーションに影響する可能性も。


歯や口の健康と全身の健康に関する理解度が低下。若い世代に顕著

・91.0%が「健康を維持する上で歯や口の健康は欠かせない」。

・健康知識「20本以上自分の歯を保っていればおいしく食べ続けられ、健康長寿につながる」の理解度は40.5%。前回(2022年)・前々回(2020年)から低下傾向が続く。10代(26.6%)、20代(27.0%)の若年層が低い。

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