ゼタバイト、チーフ・テレコムと提携し、エネルギー効率の高いデータセンターでAIコンピューティングを革新

【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202410299026-O1-g1hNfWjb】

台北, 2024年10月29日 /PRNewswire/ -- AIデータセンターの建設・運営で業界をリードするゼタバイト（Zettabyte）は、台湾のトップデータセンター事業者であるチーフ・テレコム（Chief Telecom、[6561.TWO]）の大規模な拡張を発表しました。ゼタバイトは、チーフ・テレコムのLY2データセンターで大容量の電力供給を確保することで、AIコンピューティングの効率性と持続可能性において新たな基準を確立することを目指しています。

ゼタバイトの高度なAIサービスは、2025年に提供開始予定で、すでに業界最高水準の計算効率と低電力消費を求める顧客の待機リストが形成されています。パフォーマンスと持続可能性の両面で評価されているゼタバイトは、高性能AIソリューションの最適な選択肢として支持を得ています。

エネルギー効率の高い液冷システム

ゼタバイトは、台湾初となるフロア全体での液冷システムを導入します。この技術により、従来の空冷システムが消費する膨大なエネルギーを削減し、運用の効率化が図られます。「液冷システムはAIデータセンターにおいて革新的な技術です。」とチーフ・テレコム社長のジョニー・リウ氏は述べました。この取り組みにより、冷却コストの削減だけでなく、環境への影響も大幅に低減されます。

Zwareソフトウェア：GPU効率の強化

ゼタバイトの独自GPUソフトウェア「Zware」は、複数のGPU、サーバー、データセンター間でAIワークロードを可能にすることで、計算効率をさらに高め、運用コストを削減し、パフォーマンスを向上させます。「Zwareは、パフォーマンスと持続可能性を両立させ、効率的なAIデータセンターの市場リーダーとなっています。」とゼタバイト会長のケネス・チャン・ホウ・タイ氏は述べました。

ウィストロンとのカスタムハードウェアに関する提携

ゼタバイトは、AI最適化されたハードウェアのカスタム開発に向けて、GPUサーバー製造のリーダーであるウィストロン（Wistron）と提携し、その能力を強化しています。ウィストロンの高性能かつエネルギー効率の高い構成は、LY2データセンターにおけるゼタバイトの液冷システムと統合され、最高水準のパフォーマンスと効率性を実現します。