DeepL、DGX GB200を搭載した NVIDIA DGX SuperPODを欧州で初導入

【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202410319195-O1-eK7lO1wo】

過去最大規模の導入により、業界をリードする DeepLの言語AIプラットフォームのさらなる強化が可能に

ケルン、ドイツ, 2024年10月31日 /PRNewswire/ -- 言語AIの世界的な先進企業であるDeepL（本社：ドイツ連邦共和国ケルン市、CEO：ヤロスワフ・クテロフスキー、以下DeepL）は、DGX GB200システムを搭載したNVIDIA DGX SuperPODを商用利用を目的として、欧州で初めて導入することを発表しました。DeepLは、2025年中頃までにNVIDIA DGX SuperPODの運用を開始し、主に研究計算の処理に利用する予定です。これによりDeepLは、新たなモデルのトレーニングや、世界中の企業や専門家が直面する言語の障壁を打破する革新的な言語AIプラットフォームを一層高い水準にに引き上げるための機能や製品の開発に必要な、さらなる計算資源を入手することが可能となります。

DeepLの創業者兼CEOのヤロスワフ ・クテロフスキーは、次のように述べています。「DeepLは、常に研究主導型の企業であり、それが市場の他のソリューションを凌駕し続ける当社の翻訳向け言語AIの開発を可能にしてきました。このたびのNVIDIAアクセラレーテッド・コンピューティングへの投資により、当社の研究チームと技術チームは、お客様に愛され、親しまれている当社の言語AIツールとその機能を革新し続け、継続して市場へ提供していく推進力を得ました」

NVIDIA DGX GB200システムは、液冷式のラックスケールデザインで接続し、最大数万基のGPUまで拡張可能で、NVIDIA GB200 Grace Blackwellスーパーチップを搭載しています。これにより、DeepLは高度な生成AIアプリケーションに必要な高性能AIモデルを実行することができます。この次世代クラスタは、超大規模な生成AIのトレーニングおよび推論ワークロードに対して、極めて高いパフォーマンスと安定したアップタイムを提供することを目的に構築されています。

DeepLがNVIDIA DGX SuperPODを導入するのはこれで3回目です。DeepLのこれまでの主力システムはDeepL Mercury（Top500スーパーコンピュータ）で、1年前にスウェーデンで配備したDGX H100システムを搭載したDGX SuperPODでしたが、このたび導入するものはさらに高い処理能力を提供します。今回も同じスウェーデンのデータセンターで配備されます。