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イスタンブールで開催されるICANN81、グローバルなインターネットのガバナンスの将来を議論

共同通信PRワイヤー / 2024年11月5日 10時4分


主なテーマ: 次ラウンドとマルチステークホルダー・ガバナンス


ICANN81では、ドメインネームシステム(DNS)の次の大きな拡張であるジェネリックトップレベルドメイン(新しいgTLD)プログラム次ラウンドに焦点が当てられます。このプログラムは、新しいgTLDの導入により、革新、競争、消費者の選択肢を促進することを目的としています。ICANNが次ラウンドのgTLD申請開始を準備する中、特に意見が反映されにくい、発展途上国からのグループがインターネットの成長に参加できるよう支援することが重視されています。2024年11月に予定されている申請者支援プログラム(ASP)の開始が、主な注目点になるでしょう。このプログラムでは、発展途上国からの非営利団体、先住民コミュニティ、小規模企業など、対象となる申請者に料金の割引、無料の専門サービスの利用、トレーニングリソースが提供されます。


この会議では、2025年の「世界情報社会サミット再検討会議(WSIS+20)」に備え、ICANNのマルチステークホルダー・モデルの実践、インターネットのガバナンスに対するアプローチの要となるものに注目します。このモデルにより、政府、民間企業、市民社会、技術コミュニティがインターネットの将来を形作る上で発言権を持つことが保証されます。ICANNは今年初め、WSIS+20アウトリーチ・ネットワークを立ち上げて、このインクルーシブなアプローチを推進し、統一された相互運用可能なインターネットを支援しています。この取り組みでは、世界中の利害関係者を結集して、インターネットの完全性を保護し、マルチステークホルダー・モデルを支持しています。


タレック・カメル博士能力開発賞


コミュニティへの貢献を称えるという伝統に従い、ICANN81では歓迎式典においてタレック・カメル博士能力開発賞が授与されます。この名誉ある賞は、インターネットのパイオニアである故タレック・カメル博士の名を冠したもので、ICANNコミュニティにおける優れた功績を称えるものです。


登録


対面およびオンラインでの登録受け付けは2024年11月8日までで、現地での登録はありません。参加費は無料で、どなたでもご参加いただけます。詳細および登録については、こちらの会議ウェブサイトをご覧ください。


ICANNについて


ICANNの使命は、安定した、安全で統一されたグローバルインターネットの確保を支援することです。インターネット接続で他の人に連絡するには、お手元のコンピュータやその他のデバイスにアドレス(名前または数字)を入力する必要があります。その場合のアドレスは、コンピュータがお互いを見つけられる場所を認識できるよう、一意でなければなりません。ICANNは、世界中で、この一意の識別子を世界中で調整し、サポートする活動をおこなっています。ICANNは、1998年に非営利公益法人として設立され、世界中から参加するコミュニティを総括しています。

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