1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

カタール博物館、パキスタンの近現代視覚芸術と建築の前例なき展覧会を開催

共同通信PRワイヤー / 2024年11月7日 10時21分

カタール博物館、パキスタンの近現代視覚芸術と建築の前例なき展覧会を開催

ドーハ(カタール), 2024年11月7日 /PRNewswire/ -- カタール博物館は、1940年代以降のパキスタンの芸術と建築を探る初の試みとなる展覧会を開催しました。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411079499-O1-yZqJ02cq


2025年1月31日まで開催されている「MANZAR:1940年代から現代に至るパキスタンの芸術と建築」展は、絵画、素描、写真、動画、彫刻、インスタレーション、タペストリー、ミニチュアなど200点以上の作品を一堂に集めています。さらに、現在パキスタンおよびそのディアスポラに在住・活動する芸術家や建築家による委託作品も展示され、同国の多様な芸術・建築運動の姿を紹介しています。 


アミール(首長)であるタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー殿下、カタール博物館議長であるアル・マヤッサ・ビン・ハマド・ビン・ハリーファ・アル・サーニー閣下、パキスタン・イスラム共和国首相であるムハンマド・シャバズ・シャリフ閣下が、アートミル博物館のコンセプトディレクターであるカトリーヌ・グルニエ氏および学芸チームとともに展覧会の開会式に臨まれました。


未来のアートミル博物館が主催し、カタール国立博物館と協力して開催されるMANZAR展は、過去80年にわたりパキスタンの文化の物語、歴史、現代的視点を形作ってきた芸術家や建築家、その他のクリエイターたちの多様な作品を紹介しています。


本展は、12のテーマ別ギャラリーを通じて構成されており、ラホールのアルハムラ美術館やイスラマバードのパキスタン国立芸術評議会など、パキスタンの公共機関からの貴重な貸出作品に加え、パキスタン国内およびドバイ、ロンドン、ニューヨークの個人コレクション、さらにカタール博物館の所蔵品も展示しています。


MANZARは、ウルドゥー語およびアラビア語で「光景」、「風景」、「景観」、「視点」を意味する言葉です。本展は、英国統治時代に活動し、その後西パキスタンおよび東パキスタンで制作を続けたアブドゥル・ラーマン・チュグタイやザイヌル・アベディンといった芸術家たちの作品から始まります。1947年の分離独立は、アンナ・モルカ・アーメド、ザリーナ、バニ・アビディといった芸術家たちにとって、当時も現在も重要なテーマとなっています。本展はおおよそ年代順に構成されており、カラチ、ラホール、ダッカ、そしてラーワルピンディとイスラマバードの双子都市といった都市中心で、シャキール・アリ、ズベイダ・アグハ、ムルタジャ・バシール、サディクエインなどの芸術家が独自の表現手法を追求した美的実験へと続きます。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください