グローバル・バッテリー・アライアンス、第2弾のバッテリーパスポート・パイロット試験の結果を発表、CATLの2つのプログラムが含まれる
共同通信PRワイヤー / 2024年11月11日 9時58分
中国寧徳市、2024年11月9日 /PRNewswire/ -- グローバル・バッテリー・アライアンス(Global Battery Alliance、GBA)は本日、上海と寧徳市で開催された年次総会で、2024年のバッテリーパスポートパイロット試験の結果を成功裏に発表しました。世界をリードする電池セルメーカーが主導する10のコンソーシアムが、事前競争的な最大の取り組みとして、調和の取れたバッテリーパスポートの確立に成功しました。GBAのメンバーであるCATLは、シェンシン(Shenxing)およびCTP電池の2つのパイロットプロジェクトを主導し、この取り組みを支援して、より透明性が高く持続可能な電池バリューチェーンに向けた新たな節目を達成しました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411099642-O1-0DJkv7Kl】
2023年1月、GBAは世界経済フォーラム年次総会が開催されていたスイスのダボスで、世界初のバッテリーパスポートのコンセプトを発表しました。2023年のこの立ち上げの成功を受け、コンソーシアムは7社のデジタルソリューション・プロバイダーと協力し、リチウム、グラファイト(人工)、アルミニウム、コバルト、銅、リン酸鉄、ニッケルの7つの材料の出所と流れを特定しました。
温室効果ガス排出、生物多様性、循環型設計など、既存の規制や自主基準に沿った7つのルールブックが、GBAによるマルチステークホルダー・プロセスを通じて策定されました。
CATLは、シェンシン(Shenxing)とCTPのバッテリー用にそれぞれ別のパスポートを用意し、パイロットプログラムの結果を独立機関によるデータ検証とともに公表した最初の企業の1社となりました。この成果は、CATLが顧客に持続可能で高品質なバッテリーソリューションを提供するという同社の姿勢を改めて示すものです。両方のパイロットプログラム全体で、二酸化炭素換算排出量は49kg-CO2eq/kwhとなり、CATLはバッテリーライフサイクル全体を通じて排出量を削減することに専心して取り組んでいることを示しました。さらに、バッテリーパスポートのすべての基準において優れたパフォーマンスを示したことは、CATLの透明性、追跡可能性、環境責任に対する姿勢を際立たせるものです。持続可能性を優先することで、CATLは顧客に価値を提供すると同時に、環境により配慮した未来の実現に貢献することを目指しています。
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