エネルギーの地産地消を目指して - 真庭高校(岡山県)とOSC実証プロジェクトを始動!(阪大・産研)
共同通信PRワイヤー / 2024年11月14日 12時0分
2024/11/20(水)13:30〜 記者発表
2024年11月14日
大阪大学 産業科学研究所は、2024年11月20日(水)13時半からの「第6回 産研・工学研究科 定例記者発表」にて、家 裕隆 教授より「岡山県の高等学校と有機太陽電池を設置する実証プロジェクトを始動!」についての発表を行う。
記者発表は、同大 工学研究科と共同開催で、企業×博士学生による医工学分野の成果として「アルバック未来技術協働研究所」から「常温で長期間保存可能な赤血球製剤の実現へ。博士学生とアルバック社との挑戦」の発表と同時に行われる。
岡山県の高等学校と有機太陽電池を設置する実証プロジェクトを始動!
産業科学研究所附属 産業科学ナノテクノロジーセンター ソフトナノマテリアル研究分野
家 裕隆 教授(専門領域:機能物質化学、有機化学)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411129740-O1-7NEVteLk】
ポイント
・岡山県立真庭高等学校と連携し、同校の食農生産科が有する農業用ハウスに「緑色光波長選択型有機太陽電池(OSC)」を設置する実証プロジェクトを12月より開始予定
・OSCは、太陽光を選択利用しながら発電と栽培の両立を実現する、次世代型の有機太陽電池
・国内トップシェアのシリコン系太陽電池に代わり、エネルギー地産地消の新しい営農型太陽光発電技術として、農業用ハウスへの実用化に期待
概要
大阪大学産業科学研究所 家裕隆教授らの研究グループは、研究開発を進める「緑色光波長選択型有機太陽電池(以下OSC)」について、岡山県立真庭高等学校と連携し、同校の食農生産科が有する農業用ハウスでの実証実験を12月より開始します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411129740-O2-tcACOcWE】
図:農業用ハウスへの設置例
<スマート農業のさらなる発展を目指して>
日本国内の食料における安全保障は、食料の生産のみならず農業機械の燃料である化石燃料の対外依存度が高く、国際情勢の不安定化や災害による供給途絶のリスクが存在しています。
また、「化石燃料漬け」の国内農業エネルギーの現状も、資源の持続可能性や環境保護の観点から大きな問題を抱えています。食料の安定供給・国産化の推進に向けて農業生産力の増大を図ることは急務であり、スマート農業など先端技術による生産性向上、再生可能エネルギーの活用など、新たな農業システムの確立が不可欠です。
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