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COP28議長、各国にUAEコンセンサスの推進と実現を呼びかけ

共同通信PRワイヤー / 2024年11月13日 9時42分


アル・ジャベール博士は、協力関係の重要性を強調し、今月初めにアブダビで開催された、気候、エネルギー、人工知能のリーダーたちが一堂に会し、低炭素成長を推進するための統合的な取り組みについて話し合ったサミットについて言及しました。


「各分野が協力すれば、経済を成長させながら排出量を削減することができます。気候や社会経済の進展を実現し、紙上の宣言を実際の決定的な行動に変えることができるのです。」と同氏は述べました。


また、損失と被害に対応するための基金理事会の開催国としてフィリピンが任命されるなど、財務面でも進展が見られました。COP28議長は、昨年のCOP28で設立され資金化されたこの基金に、各国が貢献するよう呼びかけました。現在までに8億5,000万ドル以上の資金が基金に寄せられており、COP28で設立された世界最大の気候投資ファンド「ALTÉRRA」は、インパクト投資家に65億ドルを提供し、「このモデルをさらに発展させるべきです。」とアル・ジャーベル博士は述べました。


COP29では、各国は「強固で、UAEコンセンサスを完全に実行できる」新たな集団的定量目標を達成しなければなりませんと、アル・ジャーベル博士は述べました。


「COP28では新たな道を切り開き、多くの前例を作りました。」と同氏は出席者に語りました。最も重要な成果の一つは、COP議長トロイカです。これはCOP28、COP29、COP30の議長が連携し、進展を促すための新たな「推進メカニズム」です。


アル・ジャーベル博士は、「トロイカは、国連からG20に至るまで、多国間プラットフォームを引き続き活用し、UAEコンセンサスの遺産を確固たるものにしていきます。」と述べ、すべての国に対して、1.5℃目標を達成するために設定されたロードマップに従うよう強く促しました。


アル・ジャーベル博士は、行動を促すメッセージでスピーチを締めくくり、次期COP29議長であるババエフ閣下にアドバイスの言葉を送りました。同氏は次のように述べました。「ドバイで達成したコンセンサスは歴史的なものでした。しかし、歴史は言葉ではなく、私たちの行動によって私たちを評価するでしょう...前向きな姿勢を持ち、それがプロセスを推進する力となるようにしましょう。言葉よりも行動がものを言うようにしましょう。そして忘れないでください、言葉を述べるのではなく、行動することが私たちの姿を示すことに繋がるのです。」

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