エア・カナダ、カナダで使用する「ネステMY持続可能な航空燃料 (SAF)」を約7,800万リットル調達
共同通信PRワイヤー / 2024年11月15日 15時30分
Boeing 787-4
エア・カナダの2025年の航空燃料使用予定量の1%をSAFで調達するという目標に大きく貢献
エア・カナダが取り組む、環境の持続可能性を推進し、またカナダ国内でのSAF生産の重要性を強調
今回購入されたSAFは、バンクーバー-モントリオール間、約1,197往復便分の従来の航空燃料使用量に相当
787-9ドリームライナーで乗客は満席、平均的な貨物搭載量として、SAFと従来の航空燃料を50%混合して使用
エア・カナダは、未混合で純粋な「ネステMYサステナブル航空燃料(SAF)」を7,760万リットル(2,050万米ガロン)購入する契約をネステと結んだと発表しました。これは同社の気候変動に対する取り組みの一環です。
エア・カナダ 社長兼CEOのマイケル・ルソーは次のように述べています。
「エア・カナダは、温室効果ガス排出量の削減に向けて積極的な企業努力を続けております。環境負荷の軽減並びに環境の持続可能性に対する当社の多角的な取り組みの中で、SAFは重要な役割を果たしています。今回のネステからのSAF購入は、2025年のジェット燃料使用予定量の1%をSAFで調達するという当社の目標に大きく貢献するものです」
「エア・カナダ及びカナダの航空業界は、当面SAFの輸入に頼ることを継続するしかありません。しかし、2050年までに温室効果ガスの排出量をネットゼロにするという、私たちの長期的な目標を達成するためには、SAFのカナダ国産化が必須です。私たちエア・カナダは、カナダの連邦政府や州政府が、カナダ国内における競争力を持つSAF業界の発展とSAF生産の拡がりに対して、主導的な役割を果たし、積極的に支援することを働きかけています」
ネステ エグゼクティブ・ヴァイスプレジデントのカール・ナイバーグは次のように述べています。
「バンクーバー空港にて使用するネステのSAFを大量に供給することで、エア・カナダとの協力関係を拡大できたことを光栄に思います。当社のSAFをカナダに供給することは初めてのことです。このことは、カナダの航空業界が温室効果ガス排出量を軽減するための努力を後押しする、当社の取り組みの一環です。また、SAFの利用促進に関して、カナダ政府の政策が重要な役割を果たしたことを示すものでもあります。エア・カナダとのこの素晴らしい協力関係が継続することを願っています」
SAF生産大手のネステは、ブレンドされた状態で購入したSAFを来月からバンクーバー・マリンターミナルへ輸送する予定です。2025年にはさらに貨物船による海上輸送が続きます。このSAF購入は、エア・カナダによる初めてのSAFのカナダへの商業輸入となります。
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