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CGTN: チャンカイから上海へ:中南米貿易の未来を変える

共同通信PRワイヤー / 2024年11月18日 10時5分

CGTN: チャンカイから上海へ:中南米貿易の未来を変える

北京、2024年11月17日 /PRNewswire/ -- 木曜日、中国が提唱する一帯一路構想(BRI)の主要プロジェクトであるチャンカイ港の開港式典が開催され、「チャンカイから上海へ」は、ペルーで人気のスローガンとなっています。


この13億ドルという巨大なプロジェクトは世界最大の貨物船を収容でき、輸送時間を大幅に短縮し、地域貿易に革命を起こすよう設計されています。プロジェクトの第1段階で中国とペルー間の海上輸送時間は23日間に短縮され、物流コストも20%以上削減されます。


この新港には最大水深17.8mの4バースが整備されており、20フィート換算コンテナ(TEU)18,000個の超大型コンテナ船が接岸できます。同港の設計年間処理能力は短期的には100万TEU、長期的には150万TEUと、中南米とアジア間の貿易の重要なハブとして位置付けられていす。


木曜日発行のペルーメディア「エル・ペルアーノ」紙には中国の習主席が署名入り寄稿しており、チャンカイ港プロジェクトは年間45億ドルの歳入をペルーにもたらし、8,000以上の直接雇用を創出することが予想されていることがその記事に記載されています。


木曜日には、習主席とペルーのディナ・ボルアルテ大統領がチャンカイ港の開港式典にテレビ会議方式で出席しました。


習主席は開会式で、「私たちはチャンカイから上海へ、ペルーの一帯一路構想の進展のみならず、陸と海、アジアと中南米をつなぐ新たな玄関口の誕生を目撃しています」と述べました。


習主席は木曜日の早朝に飛行機で到着してペルーを公式訪問し、第31回APEC経済指導者会議に出席しています。習主席にとって、今回の中南米大陸訪問は、2013年以来6度目となります。


地域貿易ダイナミクスの変革


チャンカイ港は素晴らしい深海港であるだけでなく、中南米初のスマート港であり、グリーンポートでもある、と習主席は述べています。


この港はペルーの太平洋への玄関口として、戦略的な場所に位置しており、トンネルを介してパンアメリカンハイウェイに接続し、ペルーの首都リマに直接アクセスできます。この中南米初となる「海上高速輸送路」により、クランベリーやアボカドといったペルーの輸出品をアジア市場に迅速かつコスト効率よく輸送できるようになります。


「私たちの目標は港湾貨物がアジアに向かう際に通過する地点となること、いわば中南米のシンガポールになることです。ブラジル、ベネズエラ、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチンから、誰かがアジアに行きたいとき、ペルーを出発地点として考えるようになるのです」と、先月、ペルーのラウル・ペレス・レイエス運輸大臣は記者団に語りました。

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