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CGTN: チャンカイから上海へ:中南米貿易の未来を変える

共同通信PRワイヤー / 2024年11月18日 10時5分


チャンカイ港の建設は、中国と中南米との貿易需要の高まりと完全に一致しています。


ペルーはチャンカイ港と全国の主要都市を結ぶ鉄道および高速道路ネットワークを開発するための計画を開始しており、将来的には、他の地域諸国の交通網に接続する可能性もあり、この新しい貿易ルートを通じて、ブラジル大豆、鉄鉱石、冷凍肉、コロンビアのコーヒー、アボカドなどの商品のアジア向け輸出を効率的にサポートできる可能性があります。


「チャンカイ港は、ペルーが海運効率を向上させ、アジアとの貿易連携を深める上で役立ちます」と、チャンカイのメガポートプロジェクトの副マネージャーであるデビッド・ガメロは述べています。彼はさらに、この巨大な港は直接的な経済的利益を超えて中年米の物流バリューチェーンの発展を推進し、技術的および産業的成長を促進し、「乗数効果」を生み出すことになる、とも述べました。


習主席は以前、ペルーを「太平洋対岸にある中国の隣人」と呼び、中南米とカリブ海諸国と中国間の関係性を強調するために、次のような意味の古代中国詩を引用しています。「本当の友達とは、距離が離れていてもお互いをいつでも近くに感じるものだ。」


チャンカイ港が開港すると、中南米地域全体をアジア太平洋地域のダイナミックな経済的な枠組みに統合することが可能になり、大陸内外の接続性が大幅に強化されると考えられています。


中国と中南米の連携を強化


2013年に中国が提唱した一帯一路構想(BRI)には、2017年に中南米カリブ海地域が組み入れられました。


一帯一路構想の運営陣によると、2023年現在この地域の22カ国が中国と一帯一路構想(BRI)提携文書に署名しています。注目すべきプロジェクトとしては、ブラジルのベロモンテ水力発電所の超高圧送電線、アルゼンチンのベルグラーノカルガス鉄道などがあります。


さらに、2012年以降は、中国は中南米で2番目に大きな貿易相手国となっています。2023年、中国と中南米諸国との間の貿易総額は4,890億ドルを超えました。


専門家によると、中国の投資と技術支援によって中南米諸国の経済発展が加速しており、グローバルサウスの発展の重要な原動力となっています。また、習近平主席のAPECへの出席によって、地域統合と経済協力に前向きな機運が注がれることも期待されています。


ペルー輸出業者協会のラファエル・デル・カンポ・キンタナ副会長は、APECが、地域の貿易および経済協力を促進するための重要なプラットフォームとなるだけではなく、ペルーを含む開発途上国に世界経済に深く統合する機会を提供している、と述べました。

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