住友理工とギンレイラボ、生体模倣システム(MPS)の エントリーモデルを販売開始
共同通信PRワイヤー / 2024年11月18日 15時0分
<使用方法例>
住友理工株式会社(本社:名古屋市中村区、代表取締役 執行役員社長:清水和志)は、株式会社ギンレイラボ(本社:石川県金沢市、代表取締役:島崎猛夫)と共同で、医薬品などの効能確認や安全性評価で使用される生体模倣システム:MPS(Microphysiological Systems)の開発を進めています。このたび、研究機関から製薬企業まで幅広いユーザーに基礎実験ツールとしてご利用いただくためのエントリーモデル2製品の開発が完了し、11月下旬より順次販売開始することをお知らせいたします。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411180109-O1-6bxeQU59】
<製品紹介>
>>フロー培養デバイス
生体内では、血流によって臓器や細胞に酸素と栄養素が供給されています。それぞれ離れた位置にある臓器は、直接接触せずに血液を介して情報や物質を双方向に交換、あるいは一方向性に作用しているため、MPSにおいて血流の役割を担う培養液の流れをデザインすることが重要です。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411180109-O2-jHz4e3Nn】
当社はコア技術の1つである「流体制御技術」を活用して、ギンレイラボの水平型共培養容器専用の培養液フローを設計、開発しました。本製品は一方向送液のほか、4つあるポートを使って複数種の培地を同時に流せる仕様になっており、既存のシリンジポンプ等を使って簡便に送液実験を行うことができます。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411180109-O3-50wJkWR4】
また、容器間にフィルタを挟むことによって、容器から容器へ移行する細胞分泌物質の種類や量を制御でき、細胞同⼠が混ざらない状態で観察が可能になるため、近年注目されている脳と腸の相互作用研究や、細胞間の情報伝達に関わる物質であるエクソソーム※1の機能解明など、様々な実験への展開が期待できます。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411180109-O4-SQ0yOb2g】
>>3D培養デバイス
ヒトの臓器は立体的であり、平面的な細胞培養(2D培養)よりも生体内に近い環境を構築する方法として、スフェロイド※2やオルガノイド※3と呼ばれる細胞の凝集塊を用いた「細胞3D培養」が注目されています。
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