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大阪体育大学 石川昌紀教授が(株)コラントッテのN極S極交互配列磁気ウェアの効果検証を実施

共同通信PRワイヤー / 2024年11月27日 10時0分


・装置:手首装着型デバイス(Fitbit)


 

【主な結果】


1.睡眠パラメータ(図1)


•MAG条件で深睡眠時間が有意に増加

•MAG条件で浅睡眠時間が有意に減少

•REM睡眠はMAG衣服の着用後で有意に増加


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411180142-O2-iPV5F4UN


図1. 30km走前後(PreとPost)の睡眠時間の質をCTRLおよびMAG条件で比較

赤い縦線は条件間の統計的に有意な差を示します(p < 0.05)。


2.自律神経系パラメータ


•CTRLと比較してMAG条件で、すべての指標が副交感神経活動の優位性を示した(図2)。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411180142-O3-K8PsvbaA


図2.30km走後のCTRL およびMAG条件における自律神経系指標の変化

( A ) RMSSD(連続RR間隔差の二乗平均平方根)比 ( B ) HF(高周波)パワー比 ( C ) LF/HF(低周波/高周波)比 ( D ) HF/(LF+HF)比. *および***は、CTRL条件とMAG条件間の有意差を示しています(それぞれp < 0.05およびp < 0.001)。


3.主観的評価


•CTRLと比較してMAG条件で自覚的回復スコアが有意に向上

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411180142-O4-k7XPstAu

図3.CTRLおよびMAG条件での30km走後の自覚回復度

***はCTRL条件とMAG条件間の有意差(p < 0.001)を示しています。


 

【結論】

磁気ウェアの着用は、高強度ランニング後の男性長距離ランナーにおいて:

1.副交感神経優位性を促進

2.睡眠の質を改善(特に深睡眠時間の増加)

3.主観的な回復感を向上


30km走後の磁気ウエアの着用の有無によって、睡眠の質や副交感神経の状態に影響を及ぼすことが確認でき、疲労回復を促す磁気ウエアの可能性を示した。


【実践的意義】

磁気ウェアは、激しいトレーニング後のアスリートの回復を促進する実用的な方法となる可能性が示唆されました。特に重要な競技前や集中的なトレーニング期間中の回復戦略として有用である可能性があります。今後は、より大規模な参加者での検証や、長期的な効果の検討、最適な磁場強度の特定などが必要とされています。

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