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【金沢工業大学が未来のコンビニをロボット技術で実現する競技会で断トツ優勝】

共同通信PRワイヤー / 2024年11月19日 13時30分


 


9種類で各2個、計18個の商品が陳列棚に置かれ、移動ロボットに搭載するコンテナには9種類で各1個、計9個の商品が設置されています。


 


陳列棚の18個の商品は「フェイスアップされていない状態」(商品が売れた後、奥にある商品を前方に出し整列させること)で並べられていて、またうち9個は賞味期限が近いため回収が必要な商品という設定となっています。競技では自律移動ロボットが商品のラベルを確認し、廃棄対象品を棚から回収するとともに、それ以外の商品はフェイスアップされた状態で並べ直さなければなりません。


●廃棄品を移動ロボットに搭載したコンテナ内に回収(2点/個、18点)


●残存品を所定の位置にフェイスアップする(2点/個、18点) 


[合計36点]


 


 


移動ロボットに搭載されたコンテナから新たに商品陳列する際は、陳列棚に並べられている同種商品の横もしくは後方に並べることが求められています(弁当は積み上げても可)。


商品を正しい位置に置くことで2点/個が加点されます。[合計18点]


 


コンビニでは作業中に客が陳列棚に近づいた場合、一時的に作業を中断し客が商品にアクセスできるような場面が想定されるため、正しく客を検知し、通知ができた場合は、ボーナス点として5点が加点されます。[5点]


 


陳列商品は多様な形状を有するため、それぞれの商品を正しく陳列および廃棄を行うためには、柔軟に操作する把持装置と戦略が求められます。そこですべての商品を各1つ以上正しく陳列もしくは廃棄できた場合にはボーナス点として10点が加点されます。[10点]


 


さらに商品に対して「マーカー」などのインフラを使用せず、商品の陳列または廃棄を正しくできた場合、その段階で各1点加点されます。[27点]


 


 


 


チームHappy Robotについて


 


チームHappy Robotは陳列サブタスクで満点の59点、陳列廃棄サブタスクでも最高点の54点を獲得。合計得点は113点で優勝しました。


 


上位3チームの成績は以下のとおりです。


【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M102928/202411190182/_prw_OT2fl_W2Io743q.png


 


チームHappy Robotはロボティクス学科研究室出村公成研究室の学部生、大学院生を主要メンバーとして構成されています。メンターとして合同会社D.K.T.の出村賢聖氏を迎え技術的な指導を受けました。さらに三協立山株式会社タテヤマアドバンス社と共同研究で陳列用の自動開閉棚を開発しており、この技術が競技でも高いアドバンテージとなりました。


独自開発した3軸直交ロボットで高速で正確なおにぎりの整列を実現。AIを駆使した人検出機能と共同研究の自動開閉棚で、効率的な廃棄商品回収を可能にしています。


 


この成果は、コンビニエンスストア業界における労働力不足の解消や業務効率化に大きく貢献するものと期待されています。金沢工業大学は、これからも先端技術の研究開発と人材育成に注力し、社会の課題解決に取り組んでまいります。


 


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411190182-O2-10PLGoVa


関連URL:https://kyodonewsprwire.jp/release/202411190182

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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