カナダ、2024年新麦作柄報告書を発表

【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202411200299-O2-2uvu5IGq】

今年の高品質小麦の輸出量は2,500万トンを超える見込み

マニトバ州ウィニペグ, 2024年11月20日 /PRNewswire/ -- Cereals Canada（シリアルズ・カナダ）が本日、国内および世界のカナダ産小麦の顧客向けに年次New Wheat Crop Report（新麦作柄報告書）を発表しました。2024年報告書は、品質と機能性の最新情報を提供し、カナダ産小麦の生産量に焦点を当てています。

【動画：https://www.youtube.com/watch?v=M_gyFWQ6etg】

「2024～25年産では、カナダは2,540万トンの小麦を80か国以上に輸出する見込みであり、その品質とタンパク質含有量は顧客が期待するものです」とシリアルズ・カナダの最高執行責任者Dean Dias氏は述べています。「この結果、カナダは世界第3位の小麦輸出国となり、高品質・高タンパク質小麦の輸出国としては2年連続でトップとなります。」

カナダ西部で十分な降水量に恵まれた今シーズン、カナダの農家は約3,430万トンの高品質小麦を栽培することができました。収量は予想を上回り、非デュラム小麦の生産量は4%、デュラム小麦の生産量は8%増加しました。品質はすべてのクラスで優れており、2等級以上の作物が高い割合で見られました。

CWRS作物のタンパク質含量は平均的で、非常に高い割合で1等級または2等級に格付けされました。

CWAD作物については、高い割合が1等級または2等級に格付けされ、タンパク質含量は平均から平均以上でした。

CPSR作物のタンパク質含量は平均的で、非常に高い割合で1等級または2等級に格付けされました。

CESRW作物については、高い割合が1等級または2等級に格付けされ、タンパク質含量は平均よりやや低めでした。

2024年産小麦の技術データは、穀物バリュー・チェーン代表団が4回の国際貿易・技術ミッションに出発する前に、11月19日と20日にシリアルズ・カナダ主催の2回の顧客向けウェビナーで発表されます。今年の代表団には、シリアルズ・カナダの専門家、バリュー・チェーン・メンバー、生産者の代表、Canadian Grain Commission（カナダ穀物委員会）が参加し、2023年に86億ドル相当のカナダ産小麦を購入した18の市場と交渉する予定です。