斜面災害リスク評価に関するシンポジウムを福岡で開催(12/20)
共同通信PRワイヤー / 2024年11月25日 14時0分
防災・減災に必須の地質情報の整備について産学官で議論
ポイント
・ 豪雨による斜面災害の多い九州において地質学的素因と斜面災害履歴の相関を解析
・ 斜面災害と地質の関係を示す情報整備を推進
・ 斜面災害のリスク評価につながる高精度な地質情報の整備を加速
国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下、産総研)地質調査総合センター(GSJ)は、産業技術連携推進会議と共催で、12月20日(金)に第43回地質調査総合センターシンポジウムを福岡市にて開催致します。
国土の約7割を山地が占める我が国では、生活・生命を脅かす斜面災害が数多く発生しています。近年では、能登半島や熊本での地震や各地で多発している豪雨により、斜面崩壊が発生し大きな被害が出ています。
斜面災害の防災・減災を検討するうえで、「どんなところが崩れやすいのか」の情報は欠かせません。しかし、斜面災害リスクを評価する際の指標は地形が重視されており、地質の情報は十分に取り入れられていません。
今回GSJが実施したプロジェクトにより、九州地方における斜面災害履歴と地質・衛星情報から得られる素因の相関が解析され、地質からみた災害の起こりやすい場所の情報が整備されつつあります。
本シンポジウムでは、産・学・官の専門家が集い、これらの地質情報について発表するとともに、今後、斜面災害の防災・減災に向けて「地質の情報をいかに整備し利活用していくか」について、総合討論を行います。
■シンポジウム実施概要■
名称:第43回地質調査総合センターシンポジウム
日時:2024年12月20日(金)13:00 - 17:20
(会場受付開始12:30、配信開始12:45 )
会場:アクロス福岡7階大会議室(福岡県福岡市中央区天神1-1-1)
詳細:https://www.gsj.jp/researches/gsj-symposium/sympo43/index.html
登録:上記ホームページの専用登録フォームからお申し込みください (締め切り:12月10日(火))
参加:無料(事前登録制)
備考:ポスターセッションを除く講演部分のみ、ストリーミング配信を行います(質問受付は対面のみ)
対面でのご参加の方のみ、CPD単位(3.5単位)の取得ができます。
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