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良渚フォーラムは世界的な文明交流の窓口と架け橋を提供

共同通信PRワイヤー / 2024年11月26日 14時3分


「良渚」は「水の中の美しい土地」を意味します。約5300年から4300年前にさかのぼる古都・良渚では、中国の5000年を超える文明のユニークな証しとなる豊富な遺物が発掘されています。良渚の発見は、中国社会の起源を、エジプト、メソポタミアおよびインドの各文明の起源に匹敵するレベルにさかのぼらせました。


2019年7月6日、良渚古城遺跡(Liangzhu Archaeological Site)は世界遺産リストに登録され、中国で55番目の世界遺産となり、世界遺産リストにおける東アジアの新石器時代の都市遺跡の空白を埋めました。2020年、People's Congress of Hangzhou(杭州人民会議)は、7月6日をHangzhou Liangzhu Day(杭州良渚の日)と制定する法案を可決しました。


杭州良渚古城遺跡管理区管理委員会によると、良渚古城遺跡は近年、さまざまなフォーラム、展示会、大規模イベントを通じて国際的な文化交流と協力を強化し、「水の中の美しい土地」を、異なる文明間の対話の国際的なプラットフォームに変えています。


昨年12月初旬に開催された第1回良渚フォーラムでは、世界中の芸術家と中国学者が芸術作品創作や現地調査などの活動を通じて交流を強化し、友好関係を築きました。シルクロードの6大連盟の代表者らはフォーラム中に自由に意見を表明し、Global Civilization Initiative(グローバル文明イニシアチブ)に対する理解を深めました。


第2回良渚フォーラムでは、開会式とメインフォーラムに加えて、中国および海外の作家、考古学者、音楽家による対話も行われます。


また、「A Comprehensive Collection of Ancient Chinese Paintings(中国古代絵画大全集)」や中国シルクアートの抄録の成果を紹介する展示と学術セミナー、良渚文化に特化した特別コンサート、浙江省の歴史・古典産業を紹介する展示会も開催されます。


さらに、フォーラム期間中、National Cultural Heritage Administration(国家文物局)は良渚国際考古学センターを設立し、良渚と国際的に有名な考古学機関との学際的かつ分野を超えた協力を大幅に促進していきます。


良渚文化は、海外の機関・関係者を中国に招くだけでなく、積極的に海外に働きかけ、古代東洋文明の素晴らしい魅力を多くの国の人々に伝えてきました。

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