こたつのカタチをした次世代型のロボット用最新モビリティシステム 「ROBO-COTATZ（ロボこたつ）」

複数台分の業務を1台でこなし、生産現場の効率化を図る！ 2024年11月28日(木)販売開始

2024年11月28日

株式会社山善

複数台分の業務を1台でこなし、生産現場の効率化を図る！ こたつのカタチをした 次世代型のロボット用最新モビリティシステム 「ROBO-COTATZ（ロボこたつ）」

2024年11月28日(木)販売開始

　ものづくり商社のリーディングカンパニーである株式会社山善（本社：大阪市西区、代表取締役社長：岸田貢司）のトータル・ファクトリー・ソリューション支社（以下、TFS支社）は、協働ロボットやAGV（無人搬送車）を最適配置し、効率的かつ低コストで自動化する次世代型のロボット用最新モビリティシステム「ROBO-COTATZ（ロボこたつ）」※1の本格販売を2024年11月28日(木)から開始します。

【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202411260626-O1-88g3B2wi】

 

　製造業では、人手不足の深刻化により、作業者と同じ空間で動かすことができる協働ロボットや、搬送作業を代替するAGVの需要が日々高まっています。※２

　そのような状況で、多品種少量生産の現場や、検査工程での自動化においては、ロボットやAGVの台数ばかりが増えてしまう反面、それぞれの稼働率は下がり費用対効果が高まらないといった課題がありました。

当社は、ロボットや設備自体を移動させ適材適所に配置することで、台数とコストを最適化する「ROBO-COTATZ（ロボこたつ）」を開発しました。

　TFS支社技術サポート部と、グループ会社の東邦工業株式会社（本社：広島市）が共同で開発したこのシステムは、ロボこたつ本体の上に協働ロボットを設置し、AGVがロボこたつの下に潜り込み本体ごと持ち上げることで、自動的に別の作業場所へ移動させる仕組みです。これにより、複数工程間で協働ロボットを共有することが可能となり、さらにロボットの作業中はAGVに別作業をさせることができるため、効率的かつ最小限の台数とコストで運用ができます。

　導入価格はロボこたつと、テックマン社の協働ロボット、YOUIBOT社のAMRのセットで1,680万円～を想定※３しています。また、今年度の販売台数は10セット（案件）を目標としています。

　ロボこたつは、協働ロボットだけでなく、例えば駆動コンベアを搭載するなどの拡張性も有しており、それぞれの現場に合った最適なソリューションを提供できるシステムです。山善TFS支社は、今後もこのようなシステムを当社グループ会社や繋がりのあるSIerとともに開発・製造することで、人手不足の課題解決に向けた自動化・省人化をサポートしていきます。