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KPSキャピタル・パートナーズ、INEOSエンタープライズからコンポジット事業を買収

共同通信PRワイヤー / 2024年12月5日 10時9分

KPSキャピタル・パートナーズ、INEOSエンタープライズからコンポジット事業を買収

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412051139-O1-9q1Oz52l


不飽和ポリエステル樹脂、ビニル・エステル樹脂、

ゲルコートの世界的大手企業


ニューヨーク, 2024年12月5日 /PRNewswire/ -- KPSキャピタル・パートナーズ社(KPS Capital Partners, LP、「KPS」)は本日、新たに設立した関連会社を通じて、INEOSエンタープライズ・ホールディングスII社(INEOS Enterprises Holdings II Ltd、「INEOSエンタープライズ」)からINEOSコンポジッツ(INEOS Composites、「同社」)を買収する最終契約を締結すると発表しました。買収完了時の推定額は約17億ユーロになると見られています。取引の完了は、規制当局の承認および協議プロセス(特に、両社が独占交渉を開始したフランス事業に関する協議)を経て、2025年前半になる見込みです。


INEOSコンポジッツは、プラスチック複合材料の製造に使用される不飽和ポリエステル樹脂、ビニル・エステル樹脂、ゲルコートの世界的な大手メーカーです。同社が対象とするのは、建築材料、レクリエーション、輸送、風力エネルギーを含む世界中の大規模エンド・マーケットです。INEOSコンポジッツは、幅広い樹脂を販売しています。顧客は、それを基に自社の製品特性(耐腐食性、難燃性、耐紫外線性、耐水性、耐薬品性、断熱性、電気絶縁性、耐衝撃性、耐傷性、高強度対重量比など)を最適化できます。オハイオ州ダブリンとスペイン・バルセロナに本社を置くINEOSコンポジッツは、約900人の従業員を擁し、北米、南米、ヨーロッパ、アジア、中東で17の製造施設と3つのテクノロジー・センターを操業しています。


KPSのマネージング・パートナーであるRaquel Vargas Palmer氏は次のように述べています。「特殊複合樹脂の世界的な大手メーカーであるINEOSコンポジッツを買収できたことを嬉しく思います。市場における同社の主導的地位と長年にわたる顧客基盤は、差別化された製品の品質、信頼性、強力な技術サービス能力の証です。当社は、KPSの数十年にわたるプロセス産業への投資経験、卓越した製造とグローバル・ネットワークへのコミットメントを活用して、収益性を高め、イノベーション、継続的な改善、優れた顧客体験を中心とした起業家的文化を創造していくつもりです。最高経営責任者であるAndrew Miller氏およびINEOSコンポジッツ・チームと協力し、同社の価値創造の機会を加速させることを楽しみにしています。」

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